中途採用比率は「成果主義文化」が根強い外資系企業に高い傾向
厚生労働省発表の「中途採用比率公表義務化」は、来年4月から、従業員規模301名以上の企業を対象に施行されるが、企業内での認知度はどのくらいあるのだろうか。最初に、外資系企業・日系企業を対象に「現在の中途採用比率」を聞いた。その結果、外資系企業では「90%以上」との回答が52%で最多となった。一方で日系企業では「50~69%以下」が30%と最も多く、外資系企業の79%が中途採用比率5割を超えるのに対し、日系企業では62%と、外資系企業の中途採用比率の高さが際立つ結果となっている。