株式会社キャリア・ウィーバーは、大分県内の中小企業が抱える人事課題の解決を目指すアウトソーシングサービス「おおいたの人事部」を、2019年11月1日より本格的に展開することを発表した。これにより、人事部が存在しない県内中小企業の社外人事部として、課題解決に向けたサポートをしていくとしている。
人事部をアウトソーシングして企業の抜本改革をサポート。大分県内中小企業の人事課題解決へ

企業の「やりたい」をともに実現して、人事課題の解決と選ばれる組織づくりを目指す

大分県内の多くの企業で課題となっている人材不足。同県における2019年9月時点の有効求人倍率は、1.49倍と売り手市場が続いている。人材不足による業務サイクル悪化を避けるためには、人材の「調達」「定着」「育成」に対する企業の努力が必要とされており、いかに「人材に対する有効なアプローチができるか」が重要課題となっている。

こうした現状を背景とし、過去には同社のグループ企業である株式会社メイク・センスによるキャリアコーチングや人材紹介によるサポートを、県内中小企業を対象に行っていた。しかし、人材不足の根源には、「選ばれる魅力づくりができていない」「離職率が高い」「求職者に対するアプローチができていない」といった根本的な課題があり、単なるマッチングビジネスでは組織力や労働力向上といった課題の解決につなげることができなかったと言う。

県内の中小企業には「人事部」が存在しないケースも多く、求職者に対するアプローチが必要であるにも関わらず、実際に動ける人員がいないという悪循環が起きている。本サービスでは、同社がこの悪循環に悩む企業の人事部となり、採用活動や社員研修、1on1ミーティング等を支援することで、企業の抜本改革をサポートするとしている。
人事部をアウトソーシングして企業の抜本改革をサポート。大分県内中小企業の人事課題解決へ
地方の中小企業では、人事の業務を他部署と兼務していることが多い。人事業務は企業成長において大きな役割を果たすにも関わらず、強化に取り組めない状況にあると言えるだろう。企業の根幹を担う人事業務をアウトソーシングすることで、企業が抱える課題を客観的な視点で可視化させ、今までにない抜本的な改革に繋げられることを期待したい。

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