
「コンプライアンス違反」による倒産件数と負債総額は急増
同社によると、2024年のコンプライアンス違反倒産全体の負債総額は「3,790億6,400万円」(前年比28.2%増)に膨らみ、中堅企業にまで影響が広がっていたという。件数で見ると、2023年の「192件」から1.6倍の「320件」に急増しており、件数は過去最多だったという。「違反内容」を分類してみると、その内訳は以下の通りとなった。
●不正受給:39件(同69.5%増)
●粉飾決算:20件(同42.8%増)
●雇用関連:12件(同71.4%増)
なお発生件数で見ると、税金関連と不正受給の合計が215件で、全体の約7割を占めた。


コンプライアンス違反は企業の存続を脅かす重大なリスクとなっている。本調査結果を踏まえ、企業においては自社のリスク管理体制を再点検し、必要な対策を講じることが急務となるだろう。コンプライアンス意識の向上を目的とした研修プログラムの導入や、内部通報制度の整備など、経営・財務状況の透明性確保や適切な情報開示が求められる。
出典:https://www.tsr-net.co.jp/data/detail/1200892_1527.html