会社員の7割以上が「スキルアップしたい」と回答も、障壁を感じる人が約9割に
政府が「“人への投資”に5年で1兆円を投入する」との方針を示すなど、公的支援が強化されていることを背景に、現在は「リスキリング」への関心が高まっている。そのような中、企業で働く社会人におけるスキルアップの状況はどのようになっているのだろうか。また、従業員のスキル向上を促進するために、企業ができる有効な支援は何なのだろうか。はじめにトレノケートは、「自身の業務に対するスキルを向上したいと思うか」と尋ねた。すると、「とてもそう思う」が18.1%、「ややそう思う」が53.4%となり、合計で71.5%が「業務に対するスキルを向上したい」と考えていることがわかった。
そこで、「スキルアップのための活動を行う際に、障害となっていることは何か」と尋ねたところ、「特にない」との回答は11.5%と約1割にとどまったという。約9割の人は、スキルアップのための活動を行う上で何かしらの障壁を感じているようだ。