
【2024年新年会】実施率は回復傾向も、半数以上が「参加したくない」と回答

そこで、「2024年の職場新年会への参加意欲」を尋ねたところ、「参加したくない」は半数を超えたという。参加意欲がない人にその理由を尋ねると、「特に必要性を感じない」が最も多かった。以下、「気を遣うのが疲れる」、「プライベートを優先したい」が続いた。あわせて、「新年会の実施や“新年会文化”の必要性」について、「必要ない」との回答はいずれも6割程度あることも明らかとなった。
【2024年新年会】実施率は回復傾向も、参加には約6割が反対の声。“気疲れ”などの理由から「参加したくない」が多数派に
2023年の働き方に「満足」は6割超。「年収」、「残業量」、「出社状況」に変化か

「年収の増減」について尋ねると、「増えた」が過半数となった。「2022年と比較した2023年の残業時間の増減」では、「増えた」との回答が6割を超えたという。また、5類移行を経て、出社状況が「出社メインになった」という人は6割にのぼった。
さらに、「2024年の働き方や仕事を変えていきたい」という人は8割に迫り、具体的には「年収アップ」、「スキルアップ」、「副業開始」を考える人が多いことがわかった。
【25卒生のインターンシップ参加率】約9割で2015年以降最多に。採用直結型が影響か

次に、「低学年時(大学1・2年生)と大学3年生以降におけるキャリア形成支援活動への参加状況」を尋ねたところ、「大学3年生以降での経験」との回答が6割を超えて最も多かった。一方、低学年時においては「参加していない」が7割に迫り最多となった。25卒生自身が低学年のタイミングでは、三省合意の改正は行われていなかったため、準備が十分にできなかった可能性が考えられる。
約4割が“休むことに罪悪感”を抱える。「同僚」や「時期」に配慮か

続いて、「休むことに対する罪悪感の有無」を尋ねると、「罪悪感がある」との回答は38.3%と4割に迫った。年齢別に見ると、「20代」で最も多く、以下、「50代」、「30代」、「40代」と続いた。また、その理由を尋ねると、「同僚や上司、顧客に迷惑をかけるから」などが上位にあがった。特に「繁忙期」や「仕事が溜まっているとき」などに休みにくいと感じる人が多いようだ。
“休むことに罪悪感”を持つ人は約4割、特に20代若手社員において顕著に。「同僚」や「時期」への配慮から取りづらい実態
【転職後1年以内の早期退職】最多の理由は「人間関係」に

そこで、「早期退職してよかったか」を尋ねたところ、「よかった」との回答は95%を超えたという。その理由を尋ねると、「仕事が合わずに体調を崩していたが、今の仕事を離れたことで体調が回復に向かった」、「新しい職場では、自身のスキルや興味に合った仕事に就くことができ、ワークライフバランスも向上した」などの声が寄せられたとのことだ。
“1年以内の早期退職理由”の最多は「人間関係」。「労働時間・労働環境」や「給与」の悪さも上位に