Sansan株式会社は2022年9月12日、企業における「リスクチェック・反社チェックに関する実態調査」の結果を発表した。調査期間は2022年7月22日~29日で、リスクチェックおよび反社チェックの業務に関わったことがある会社員および経営者849名から回答を得た。調査では、ほぼ全ての企業がリスクチェック・反社チェックを行う反面で、チェック範囲は限定的となっていることが明らかとなった。
今回の調査では、「リスクチェック/反社チェック」はほぼ全ての企業で実施されており、反社会的勢力への対応は進んでいるようだ。一方で、さらに掘り下げて海外のマネーロンダリングやテロ資金供与などの犯罪歴までチェックする企業は少数だった。今後は、チェック体制を強化するなど、関係先の実態把握に努めリスクを回避していく必要があるといえそうだ。
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