半数以上が脱炭素経営のために機器やシステムを導入済み
脱炭素化に向けて企業の社会的責任が高まっているが、実際の取り組みを通じて、企業ではどのような効果や課題を感じているのだろうか。はじめに、全研本社が「脱炭素経営の取り組みにあたり、機器やシステムを導入したか」と質問すると、「はい」が55.6%、「いいえ」が44.4%となった。半数を超える企業で、新たに機器やシステムを導入したことが判明した。
具体的な取り組みでは「省エネ設備の導入」や「LED照明の導入」が上位に
続いて同社が、「実際にどのような取り組みをしているか」について複数回答で尋ねたところ、「省エネ設備の導入」および「LED照明の導入」が共に73.3%で最多となり、次いで「自家消費型太陽光発電の導入」が51.7%と続いた。また、自由回答では「ゴミの削減や再利用」、「リサイクル機構の利用」、「社用車のEV車への変更(予定)」、「高効率モーターへの更新」などの回答が得られた。