
テレワーク導入企業が8割に迫る。SaaS利用企業も4割近くに
はじめに「勤務先でのテレワーク実施状況」を尋ねると、2021年6月時点で「実施している」が77.8%と、2020年3月の27.9%から49.9ポイント増に。これに対し、「実施していない」は19%で、前年の64.9%から45.9ポイント減となった。新型コロナウイルス感染症の流行により、多くの企業でテレワークの導入が進んだ状況が見て取れる。

アクセス方法は半数近くが「VPN方式」を採用。「リモートデスクトップ」や「仮想デスクトップ」も
続いて、「テレワークを実施している」とした回答者に、「テレワークで業務システムにアクセスする環境」を尋ねた。すると、最も多かったのは「VPN方式」で46.3%に。次いで「リモートデスクトップ方式」が23.9%、「仮想デスクトップ方式」が15.9%などとなった。通信を暗号化処理することで、外部からの不正アクセスなどを防止する、VPN方式を採用する企業が多数を占めるようだ。
システムでの不満は「アクセスやレスポンスに時間がかかる」など
また、「テレワークで業務システムを利用する際の不満」について尋ねた。その結果、「アクセスの集中、負担によりレスポンスに時間がかかる」が40.6%と最も多く、以下「業務システムにログインするまでに時間がかかる」(23.1%)、「社外から利用できる業務システムが限定されている」(17.2%)などが続いた。
5割以上の企業では「他要素認証」を導入
さらに、「テレワークで業務システムにログインする際の、ID・パスワード以外の多要素認証の利用状況」を尋ねると、「利用している」が54.2%で半数以上となった。セキュリティ強化対策として、他要素認証を導入する企業は増加傾向にあるようだ。