利用には事前予約が必要で、最寄りのワークスペースの場所と予約状況をWebサイトで確認し、入室の際はスマートフォンを利用してブースを解錠する仕組みだ。また、ワークスペースの利用時間を15分単位としたことで、例えば、外回りの営業活動中のビジネスパーソンが次のアポイントまでの短時間で利用できるといった隙間時間の有効活用を利点としている。
今回設置されたのは、池袋駅・溜池山王駅・明治神宮前駅・六本木一丁目駅の4駅(計7カ所)で、2020年3月末までには10駅にまで増加させる予定。今後は駅構内やオフィスビルのロビーにとどまらず、一般オフィスビル内や展示場、会議室などの公共スペースへもサービスを拡大する計画だ。
テレワーク支援に向けたサービスを拡充することは生産性の向上や多様な働き方を推進することにもつながる。シェアオフィス事業に新たな形のサービスと利点を提供することが社会インフラの構築に繋がる取り組みへと広がるか、注目したい。