約9割が2022年度に「採用予定あり」と回答
2022年度に採用を実施予定の中小企業は、どの程度あるのだろうか。はじめにネットオンは、「2022年度(2022年4月~2023年3月)の採用予定」について質問している。すると、「ある」が88.4%、「ない」が2.1%、「未定・わからない」が9.5%だった。約9割の中小企業では、2022年度に人材採用を予定していることがわかった。採用予定の雇用形態は「正社員(中途採用)」が最多の約6割
次に、同社が「採用予定あり」とした回答者に対し、「採用予定の雇用形態」について質問したところ、「正社員(中途採用)」が57.9%で最多だった。以下、「パートタイム・アルバイト」が55.2%、「正社員(新卒採用)」が42.4%などと続いた。6割以上が「2021年度よりも採用人数を増やす」と回答
続いて、同社は「2021年度と比較した採用予定人数の増減」について質問している。その結果、「増やす予定」が64.5%、「変わらない」が22.1%、「未定・わからない」が12.4%、「減らす予定」が1%だった。6割以上の中小企業で、2021年度より採用人数を増やす予定であることが明らかとなった。また、「採用人数を増やす予定」とした回答者に対し、「その理由」について質問したところ、「業務の拡大と売上向上のため」や「新規事業立ち上げのため」、「業績好調に伴う増員」などの回答が集まった。
「採用人数を増やす」企業の6割以上が「正社員(中途採用)」での雇用増加を予定
続いて、同社が「採用人数を増やす予定」とした回答者に対し、「増やす予定の雇用形態」について質問した。すると、「正社員(中途採用)」が62.6%で最多となり、以下、「パートタイム・アルバイト」が49.2%、「正社員(新卒採用)」が46.5%などと続いた。一方、契約社員・派遣労働者・嘱託社員については、いずれも15%以下に留まった。