
内定承諾前に「知りたいことを納得できるまで聞けた」転職者は4割に届かず
働き方の多様化などにともない、好待遇だけでなく「より自由度の高い働き方」や「自身のスキルアップ」を目的とした転職志向を持つビジネスパーソンが増えている。このような中、企業の中途採用プロセスは求職者にとって満足のいくものとなっているのだろうか。はじめに、「内定承諾前に、知りたいことを納得できるまで聞くことができたか」と尋ねると、58.5%が「いいえ」と回答。6割近くが、何らかの疑問や不安を抱えた状態で内定承諾をしている実態が明らかとなった。


内定承諾前に知りたい内容には「給与・給与制度」「配属部署・チーム」など
続いて、「内定承諾前に知っていたらよかったと思うこと」を尋ねた。すると、最も多かったのは「給与、給与制度」で66.7%となった。以下「配属部署、チームメンバー」が65.4%、「リモートワークや残業などの働き方」が62.1%などと続いた。給与制度や働き方など、基本的な内容が曖昧になったまま入社を決定せざるを得ないビジネスパーソンも多いことがうかがえる。