「教壇に張り付いて動かない」人がいるのです。
ワーク中に講師の椅子に座って休んでいるのです。
参加者に何らかの問題を与え、
個人ワーク、ペアワーク、グループワークなどを
行うことは良くあります。
理解度がどの程度かを確認する絶好の機会です。
机間指導といいいます。
文字通り机の間をぬうように歩き回り、
ワークの内容を確認しながら、
問題がある人を発見したら個別指導をしたり、
グループ指導を行わなければいけません。
クラス全体を見た時に、
多くの人の理解度が不足していることが分かったら、
ワークをいったん止め、一斉指導に切り替えることも
判断する必要があるのです。
「教授設計理論の父」ロバート・M・ガニエ教授が提唱した
学習を支援するための9つの働きかけ(ガニエの9事象)
の中にも「7)フィードバックを与える」があります。
貴重な時間を“教壇に張り付いて動かない”というのは
ありえない話です。
講師には参加者の理解を深めて行く責任があるのです。
さあ!
『人材育成担当者よ。講師からのフィードバックを活用しよう』
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