私は行動定着型研修のメソッドを学ぶ研修で最初に
いつも同じ質問をします。

「なぜ、研修はやりっぱなしになるんでしょうか?」
いろんな意見が出ますが、以下のような意見に集約されます。


・学んだことと職場での行動がつながってこない。

・最初から受け身の人が集まっている。

・参加者の上司の理解が得られていない。


行動定着のメソッドを学びに来ている人たちですから、
鋭い意見を持っていますし、すでに課題を認識しています。


ハッキリいいます。


その研修はバグっています。

システム開発の業界ではバグとはソフトウェアプログラムの
不具合のことです。
通常は品質管理にて徹底的に排除されます。
納品しても、顧客から検収が受けれず、請求できません。
バグは瑕疵期間内にて無償で修正しなくれてはなりません。


行動に結びつかない研修
やる気のない人がいる研修
現場の上司に期待されていない研修

残念ながらこれらはすべてバグ研修です。


では、なぜこのようなバグがまかり通っているのでしょうか。

それは

研修をやるだけで、仕事になっちゃっている人がいるから

です。

これからの時代、そんなやりっぱなしの研修は必要ありません。

研修を企画する人材育成担当者は、参加者の上司のOJTの良き
パートナーにならなければならないのです。

ではどうすればいいのか。

それには、研修の目的を「行動変容」におくこと。

中心を”研修当日”から、”職場での行動”にすることです。

さあ!
 『人材育成担当者よ。バグ研修をなくしましょう!』
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