東京都荒川区も全31校の小中学校にタブレット配布を決定した。
学校で教わったことを家で復習するのが今までのスタイル。
反転授業では、まず家で動画を使い予習をしてくる。
学校では発展問題に取り組んだり、グループで学び合う授業を
行い、知識の定着を図る。
ICTを活用することで教育のパラダイム転換が起きている。
これは学校教育だけのことではない。
企業内教育も転換期が来ている。
ICTを活用すると、研修(OFF-JT)と職場(ON-JT)をつなげる
ことが可能になるのだ。
研修の目的は、学んだ人がそれを活かし成果を上げることである
成果には必ず行動が必要だ。
よって研修の目的は「行動変容」といっていい。
ところが、やりっぱなしになっている研修がどれだけ多いことか。
昔とは違う変化の激しい時代に、
「あとは現場のOJTに任せます」
というのは、あまりにも無責任ではないか。
「本当に今までの研修のやり方を続けていていいのか」
研修企画に関わる人は、受講生が職場に戻った後の行動に責任を
持つべきだ。
別のいい方をすると
受講生の上司のパートナーとなり、人材育成の支援者となるべきだ。
今までの「研修当日が中心」から「職場の行動が中心」に考え方を変える。
ICTを活用し、研修(OFF-JT)と職場(ON-JT)をつなげることで、
"やりっぱなしの研修"を、行動定着型に転換することができる。
企業でも研修のパラダイム転換の時代が来たのである。
はっきり言おう。
もう、やりっぱなしの研修をやるのはやめてください。ムダです。
もう、現場の上司に丸投げするのはやめてください。ムリです。
もう、研修の納品物が、修了(終了)報告書なのはやめてください。ムチャです。
さあ!
『人材育成担当者よ。行動定着に責任を持とう!』
- 1