加速するグローバル人材育成
講演では韓国の事例も、 重野氏により紹介された。サムソングループでは、2006年度よりOPIcの活用を始めている。教育評価や新卒採用など、様々な場面でOPIcのレベルを基準に活用している。毎年その有効性を評価し、2012年には、教育評価、人事考課、海外派遣、採用基準、さらに関連会社へ適用拡大と、OPIcをフル活用する姿勢を見せている。
「サムソンでは、新卒採用において英語面接が行われていたが、OPIcの導入により人員や時間を省くこともでき副次的な効果もあった(重野氏)」という。
隣国の韓国が、国を挙げて英語力向上に取り組もうとする中、日本企業においても、グローバル人材の確保・活用・育成にはスピードを上げて取組んでいきたいものだ。