NECラーニング株式会社 執行役員 但田 潔 氏
マネジメント研修事業部長 重野 和栄 氏

グローバル人材の確保、育成は、正しい英語コミュニケーション能力評価から

OPIcはレベルによってビジネスで何ができるか明確に定義

グローバル人材の確保、育成に向けた「英語コミュニケーション能力評価」への取組み
グローバル人材の確保・活用・育成は、今やHR担当者の最重要課題の一つとなっている。
これまで、グローバル人材の採用・評価・教育の基準として、多くの企業でリスニング・リーディング力を測る英語テストが用いられてきた。しかし、実務に役立つ英語でのコミュニケーション能力を測定するには、それだけでは不十分といえる。

「英語によるビジネス・コミュニケーション能力の中でも重要なのがスピーキング力。英語を話す力には、聴解力、読解力も含めた“英語の総合力”の側面があり、リアルビジネスにおいて最も実戦的な力であることに注目した」と NECラーニング執行役員 但田氏は話す。
NECラーニングは、全米外国語教育協会「ACTFL(アクトフル)」が開発し、世界40ヵ国以上で活用され、受験者数が60万人を超える実績豊富なiBT(internet Based Test)形式の英語スピーキングテスト「OPIc(Oral Proficiency Interview-computer)」に着目。日本における独占販売権を獲得し、2013年4月より本格的に提供を開始した。
「OPIc(オーピック)」とは、受験者のどのような英語力を測るものなのか。これによって、企業はどのようなメリットを得られるのか。

「ACTFLの評価基準では、受験者の能力を11段階(Novice LOW~Advanced HIGH・Superior・Distinguished)で評価するのだが、OPIcではそのうち下位から7段階(Novice LOW~Advanced LOW)を判定することが可能(但田氏)」だという。
例えば、最上位のAdvanced LOWでは「自分の考えや経験を流暢に表現できる。討論や交渉、説得などの実際の業務で言語を駆使することができる」と判定されるように、 レベルによって「ビジネスで何ができるのか」が明確に定義されている。

但田氏の概要説明の後、NEC及び日本オラクルにおける興味深い活用事例が、NECラーニング マネジメント研修事業部 事業部長である重野和栄氏より紹介された。

日本オラクルでの活用事例~内容はリアルケースに近く日...

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