これから就職活動を始める後輩に伝えたいこと
最後に、これから就職活動を始める後輩に対してのアドバイスコメントを紹介します。活動の開始時期や心構え、インターンシップに関する内容が多くなっていますが、本人の反省が込められているものもありますので、ぜひご一読ください。【開始時期】
・早く始めるとその分だけいい会社に入社できている人が多いため、早め早めに動くのがお勧め(理系、東京理科大学)
・自身の希望を早めに整理して、受ける企業を絞る(理系、静岡大学)
・早いうちからエントリーシートや面接練習に取り組むべき(文系、関東学院大学)
・とにかく、何からでもいいから早く始めること(文系、広島大学)
・早期選考を狙ってとにかく早いうちから始めること(理系、富山県立大学)
・なるべく早く始めるに越したことはない。就職活動を一緒に頑張れる友達をつくるべき(理系、立命館大学大学院)
【心構え】
・長期戦の心構え(文系、早稲田大学)
・企業に対して質問をたくさんつくる(文系、東洋英和女学院大学)
・とにかく自分を明確に持つこと。就活は長いので、自分磨きだと思ってください(文系、京都教育大学)
・挑戦と経験は就活において大きな財産になる。就活は大学3年の後期からで十分間に合うので、まずはエピソードづくりに励んでほしい(理系、広島工業大学)
・就職活動前から、どんなことがしたいのかについて、なんとなくでも考えたほうがいい(理系、東京都立大学)
・誰かにアドバイスを求めることも大切ではあると思うが、人それぞれ性格やこれまで歩んできた背景が違うのだから、アドバイスを鵜呑(うの)みにするのはよくないと思った(文系、新潟県立大学)
【自己分析】
・自己分析を早めにしておく。多くの業界を見る(文系、横浜国立大学)
・早くに自己分析を始めて、自分はどういう人間なのかというアピールポイントを定めてから選考に臨むべき(文系、同志社大学)
・自己分析をとにかく深掘りする(理系、筑波大学)
・自己分析と同時に業界研究にも早いうちから取り組むとよい(理系、奈良先端科学技術大学院大学)
【インターンシップ】
・事前に必要な知識を持ってインターンシップに参加して、自分の強みを見せられるようにする(理系、北九州市立大学大学院)
・夏のインターンシップにはもっと参加しておくべきだったと思うので、早めに情報収集をしていろいろなインターンシップに参加することをお勧めします(理系、徳島大学)
・夏のインターンシップがかなり大事。そこから早期内定につながると、本選考はその企業より志望度や難易度が高い企業に集中できる(理系、東京理科大学)
・幅広く業界を見ておくとよい。特にインターンシップの段階では興味がないところにも参加するべき。業界を絞らず考えることで、インターンシップや面接に臨むに当たり、「この業界は合わないかもしれない」「思っていたのと違う」と感じ始めたときに、軌道修正しやすい(文系、早稲田大学)
・インターンシップには取りあえず参加するべきで、入りたい業界が明確であるなら、臆することなくその業界の最大手にエントリーすること(理系、佐賀大学)
・インターンシップには積極的に参加するべき。インターンシップを通して選考で有利になる可能性がある(理系、群馬大学)
【就活サイト】
・就活サイトに登録し過ぎてはいけない(理系、東京理科大学大学院)
・就活系のアプリやサイトで、これまでの先輩の面接質問内容や志望理由を確認して、しっかりと準備するべき(理系、学習院大学)
・逆オファーサイトに登録しておく(理系、東京大学大学院)
【業界・企業選び】
・志望業界は早めに絞っておくべき(文系、青山学院大学)
・大手BtoBは穴場だと教えたい。みんな知っている大手BtoCはそれだけ競争率が高く、BtoCにこだわって就活している「就活苦労人」をたくさん見た(理系、横浜国立大学大学院)
・就職活動の目的は、自分自身が納得できる企業に入社することです。大手企業に入社しても幸せになれるとは限りません。納得できるところから内定をもらうまで頑張ってください(理系、東海大学大学院)
・大手に縛られず、どんなことをどんな規模感でやりたいのかを考えること(文系、都留文科大学)
・就職は、頑張って働くという権利をもらいにいくものなので、大手にこだわってもその先を見据えていないと意味がない。就職活動こそ、人生のスタートだと思って行動するべき(文系、中央大学)
・企業研究では具体的に自分がどの部署で何をしたいかまで考えておくこと(理系、京都大学)
・企業選択の幅を狭めず、いろいろなイベントに参加して語彙(ごい)力・対話力を高める(文系、都留文科大学)
・早めの時期にいろいろな業界を幅広く見ておくこと(理系、京都大学)
【エントリーシート】
・まずはエントリーシートを作成すること。 形ができてから自分の考えを付け足して、何を聞かれても自分の考えを持って回答できるようになれば、受かりやすいと感じた(理系、埼玉大学)
・とにかくたくさん出して、どのエピソードなら通用するかを早めに確かめておくこと(文系、大阪大学)
・がむしゃらにエントリーシートを提出するのではなく、必要かどうかを考えた上で行うこと(理系、神戸大学)
【面接・試験】
・面接練習をたくさんしたほうがよい(理系、名古屋大学)
・早めに始めることと、面接の練習をして慣れておくこと(理系、名古屋工業大学)
・リクルーター面談をたくさん経験する(文系、大阪大学)
・面接は場数次第であるため、練習が必要(文系、早稲田大学)
・対面での面接では、受け答えの内容よりも印象面が重要であると感じました。年上の方に対面で面接練習をしてもらうといいと思います(文系、大阪大学)
・面接はターン制ではなく会話(文系、愛知大学)
・適性検査対策を含め、勉強はし続けておいたほうがよい(文系、同志社女子大学)