インターンシップ実施企業が急増

HR総研が2013年12月に行った調査で 、2016年新卒採用を視野に入れてのインターンシップの実施予定を聞いたところ、実施を取りやめる企業はわずか1%にとどまり、今年から「新たに実施する」企業が10%になりました[図表3]。24%の企業が「(実施は)未定」としており、「これまで通り実施する」とする企業が26%であることを考えると、「新たに実施する」企業の10%がいかに大きな数字であるかを分わかっていただけると思います。はっきりと「実施しない」と回答した企業は39%にとどまります。
第38回 2015年3月卒業予定者の大卒求人倍率
従業員規模別にみると、「1001名以上」の大企業では、「新たに実施する」が18%に上っています[図表4]。「未定」の企業が24%あるものの、「実施しない」としている企業は20%にとどまり、最大で80%の企業がインターンシップを実施する可能性があることになります。
 「301~1000名」の中堅企業、「300名以下」の中小企業においても、はっきりと「実施しない」と回答した企業はそれぞれ41%、45%と過半数を割っています。「新たに実施する」企業はいずれも8%となっており、企業規模に関係なく、インターンシップを採用活動に活かそうとする動きが強まっています。
第38回 2015年3月卒業予定者の大卒求人倍率

インターンシップを選考に活用する企業が増える

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