目標達成している管理職の共通項 ①プレーヤー業務よりマネジメント業務に重心 ②仕事報告以外の対話時間 ③自己研鑽にも注力
■調査背景働き方改革、withコロナ、SDGsなど、企業を取り巻く環境がこの数年で激変しています。新しい技術や市場の早い変化に対応するため、定型的な業務や前例踏襲型から、プロジェクト単位で臨機応変な判断が必要な進め方が求められる場面も多くなりました。
このような状況でも成長し成果を出している組織において、管理職は何を心がけ、どのように行動しているのでしょうか。当社が提供する管理職向け研修の受講者1,715人の管理職に管理職意識調査を実施しました。本アンケート結果が、組織づくりや次世代の幹部社員・管理職育成に悩む経営者、人事担当者にとって、有益な情報となれば幸いです。
■調査結果の概要
・目標達成している管理職ほどプレーヤー業務より「マネジメント業務」に重心がある
・部門目標や部門計画を「毎年達成している管理職」の約7割が「部下の成長」を実感
・管理職と部下の「対話時間」が多いほど「部下の成長度」も高い傾向
・管理職の5~6割が「部下の育成」に悩み、必要なのは「リーダーシップ」「人材マネジメント」スキル
・「自己研鑽」に時間を費やす管理職ほど目標達成度が高い