特殊戦指導者
伊藤 祐靖(いとう すけやす) 氏
1964年東京都出身。日本体育大学卒業後、海上自衛隊に入隊。「みょうこう」航海長在任中の1999年に能登半島沖不審船事件を体験。これをきっかけに自衛隊初の特殊部隊「特別警備隊」の創設に関わる。42歳、2等海佐で退官。ミンダナオ島に拠点を移し、各国の警察や軍隊を指導。現在は日本の警備会社等のアドバイザーを務めながら、現役自衛官から企業人まで、多くの人々に自らの知識と技術を伝えている。著書は『国のために死ねるか—自衛隊「特殊部隊」創設者の思想と行動』(文春新書)、『女性のための護身術』(講談社)。『週刊東洋経済』にて「非常時の組織論」を連載中。