NEW2025 年の給与計算業務のトレンド:グローバル企業における給与計算の実態調査
掲載日:2025/03/04 ※最終更新日:2025/03/06
解決できる課題・この資料をおすすめしたい企業
賃金・賞与制度を見直したい
他社がどの程度AIや自動化を活用して給与計算を効率化し、賃金の公平性や透明性を強化しているのか把握できます。
人事労務の管理コストを低減したい
他社がどのように給与計算アウトソーシングを活用して、人事労務コストを抑制しているのか把握できます。
従業員満足度(ES)を高めたい
他社がどのように給与計算や労務手続きにおける従業員エクスペリエンスの向上に取り組んでいるのか把握できます。
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資料の内容
この資料のポイント!
米国民間雇用統計で知られているADPが、2024年8月~9月に、20か国のグローバルに展開する従業員1,000人以上の企業に勤務する給与計算部門の上級管理職1,825人を対象に、アンケート調査を実施しました。本レポートでは調査データに基づき給与計算業務のトレンドを多面的に分析しています。
資料の目次
・給与計算業務の変革が求められている背景と、変革を通じて期待すること・給与計算業務改善のための人材・スキル不足をどう補うか
・「給与計算業務プロセス」の改善を実現するための方法とは
・給与計算を通じて、従業員エクスペリエンスを向上させるには
・他の人事システムとの統合を実現するためには
・2025年の給与計算業務のトレンドの総括
本レポートは、ADPが2025年の給与計算業務のトレンドを明らかにするために実施した調査結果をまとめたものです。多国籍企業の給与計算リーダーを対象に行われた調査から、企業が直面する主要な課題と今後の展望が示されています。
1. 給与計算の役割の変化
給与計算部門の役割は、単なる業務処理から戦略的なものへと進化しています。企業において給与計算は、従業員エクスペリエンスの向上、人材確保、収益性向上に貢献する重要な要素となっており、より高度なスキルとテクノロジーの活用が求められています。
2. 主要課題と対応策
・スキル不足と人材確保
給与計算業務に求められるスキルが増加する中、多くの企業が人材確保に苦戦しています。既存スタッフのスキル向上や再トレーニング、アウトソーシングの活用が進められています。
・AIと自動化の導入
効率性向上のため、AIと自動化技術の活用が急務となっています。調査では、58%の企業がAIの活用を検討し、50%が手作業のプロセスを自動化する計画を持っています。
・データセキュリティの強化
サイバー攻撃の増加に伴い、93%の企業が給与計算におけるデータセキュリティを最重要視しています。対策として、58%の企業が緊急時対応計画を策定済みです。
・システム統合の重要性
給与計算データと他のビジネスシステム(財務、人事など)との統合が優先課題となっています。ITチームは、データフロー管理に週25時間以上を費やしており、統合による負担軽減が期待されています。
3. 従業員エクスペリエンスの向上
給与計算の正確性を高めるだけでなく、賃金の透明性と平等性の向上、給与支払い方法の多様化(デジタルウォレット導入など)が進められています。また、給与計算のデジタル化が加速し、セルフサービスツールやチャットボットの活用も検討されています。
4. 今後の展望
給与計算業務のデジタル化と自動化が進む中、AIの導入、システム統合、データセキュリティの強化が企業にとって不可欠となります。グローバル企業は、より効率的かつ戦略的な給与計算の実現に向けて、先進技術の採用とプロセス改善に取り組んでいく必要があります。
本レポートは、企業が直面する課題への対応策を示し、2025年以降の給与計算業務の進化の方向性を示唆しています。
この資料に関連するサービス
会社情報
社名 | ADP Japan 合同会社 |
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住所 | 〒105-0001 東京都港区虎ノ門4-1-28 虎ノ門タワーズオフィス19F |
代表者 | マリア ブラック |
資本金 | 63,900,000 USD(ADP Inc.) |
売上高 | 50.48億 USD(連結ベース) |
従業員数 | 約6万4千人(連結ベース) |