サーベイ・アセスメント/適性検査

のべ60万人、年間500社に採用されているアセスメントシステム

MSCアセスメントシステム

株式会社マネジメントサービスセンター

株式会社マネジメントサービスセンター

日本の人材アセスメントのパイオニア企業が組織の成長を支援

アセスメントとは、一般的には、「評価」「査定」の意味である。その中で人材アセスメントとは、組織の中で人材を配置・育成するときに、適性を客観的に評価することを指す。株式会社マネジメントサービスセンター(MSC)の「アセスメントシステム」は、組織にとって最も重要な財産である人材の能力・資質を測定し、そのデータを基に、人材の適性配置、および能力開発施策を策定し、組織パフォーマンスの向上を図る。これによって企業が優れたビジネス成果を達成できるように支援していく。

同社の設立は1966年だ。まさに、日本における人材開発コンサルティング会社のパイオニアと言えるだろう。社員数173名のうち、コンサルタントが76名。契約コンサルタントも179名というプロ集団である。拠点は東京本社以外に全国5つのオフィスを構えている。

年間取引企業800社以上、約8割が継続利用という圧倒的な存在感

MSCは、外資系を含むさまざまな大手企業において、長きにわたり人材育成をサポートしてきた。50年間で培ってきた知見や研究開発を重ねてきた手法を駆使し、優れた人材の発見・採用・育成、さらにその定着化に向けたサービスを構築している。

企業の成長を見守りながら、10年以上にわたって関係を築いているクライアントが多い。年間取引企業は800社以上、うち約8割が継続利用という圧倒的な数字を示しているのだ。

また、米国で世界最大規模の人材コンサルティング会社であるDDI社と1970年代から技術提携を結んでいる。これにより、行動科学をベースとした体系的なリーダーシップ開発プログラムを提供している。26カ国、42カ所の現地事務所において、DDI社からの支援も可能だ。企業のグローバル化が急速に進む中、国内外で一貫したコンセプトや方法に基づく、人材育成施策の必要性の高まりに応えている。

40年以上の人材アセスメント経験と最新のサービスを提供

人材の評価を客観的かつ公正に行うことは、人事にとって大きな課題だ。MSCの「アセスメントシステム」は個人の能力や資質を客観的に評価するためのサービスとして、年間500社、のべ60万人の実績を持つ。アセスメントシステムのパイオニアであり、国内最大級の人材アセスメントデータベースを保有する。40年以上の経験に加え、クライアント企業や研究機関との共同実証調査で品質の検証・向上に取り組み、常に最新のサービスを提供している。

そのプログラムは、クライアント企業の人材戦略にフィットすることを最重視し、ニーズに応じてカスタマイズされる。米国DDI社と協働で、多言語のアセスメントサービスをグローバル拠点に提供することも可能だ。

MSCのスタンダードアセスメント 「ヒューマンアセスメント」

アセスメントセンター方式の3要素

「アセスメントシステム」は、『アセスメントセンター方式』、『インタビューアセスメント方式』、『多面評価』の3つの方式により構成されている。その中でMSCアセスメントのスタンダードと言えるのが、一般社員から経営職まで広く活用できる『アセスメントセンター方式』の「ヒューマンアセスメント」だ。このプログラムは、クライアント企業が求める人材像に基づいて設計された、『ディメンション・コンピテンシー』、行動科学に基づいて設計された『演習課題(シミュレーション)』、特定の訓練を受けた『アセッサー(評価者)』という3要素で構成されており、その科学的な手法と信頼性の高い結果によって、クライアント企業に支持されている。受講生はのべ50万人以上におよび 、毎年500社以上の企業で実施されている 。

実施方法は集合研修スタイルで、個人の能力や資質が目標職務においてどのように発揮されるかを、多面的・客観的に評価する構成である。参加者は「対個人状況」「対集団状況」「個人意思決定」など、目標職務に応じた様々な演習課題に取り組み、MSC社の訓練を受けて派遣された複数のアセッサー(評価者)が一定の行動観察技法に基づき参加者の演習行動を観察。そこから、一人ひとりの能力診断を行うという流れだ。

人材育成やリーダーシップ開発、選抜・昇格選考など、各組織の人材マネジメントの幅広い局面に活用可能と言えるだろう。また参加者個人にも大きなメリットがある。演習体験を通じて得た自己認識とアセッサーや他参加者からのコメント・アドバイスが、職場に戻ってから自己啓発や自己研鑽に活かされていくのである。

日本で唯一、社内アセッサー(評価者)養成講座を開講

MSCでは、クライアント内の人材を活用した社内アセッサーの養成にも力を入れている。このサービスは、1973年から国内で唯一スタートし、今年度で186回を重ねる。ヒューマンアセスメントのノウハウを体系的に整理したコンテンツを活用し、実践的なアセッサー体験を通じてアセスメントスキルを習得する場を提供している。現在このコースは、3日間の公開セミナー形式で展開されている。

クライアント内に養成した社内アセッサーは、「ヒューマンアセスメント」実施時にMSCのアドミニストレーターやアセッサーと共同運営をする。コスト面での効率化はもちろん、社内アセッサーからは「人の行動を客観的に分析・評価することに自信が持てた」「評価結果を行動レベルで説明できる」など高く好評されており、すでに3000人以上が受講している。

ヒューマンアセスメントを基本に、ニーズに合ったプランを提供

MSCでは、「ヒューマンアセスメント」を実際に体験できる2日間のオープンセミナーを年間13コース開催している。さまざまな業種から参加した受講者同士が交流を深め、マネジメント能力に関する気付きが得られる場だ。また、人事担当者にとっては体験を通じて、「ヒューマンアセスメント」の概要と運営を理解することができる。

また、『アセスメントセンター方式』には、「ヒューマンアセスメント」の他に2つのプログラムがある。前述のMSCが技術提携を結んでいる、米国DDI社の「EAC」(エグゼクティブ・アクセラレーション・センター)と「LAC」(リーダーシップ・アクセラレーション・センター)だ。これらのプログラムの特徴は、多言語共通のプラットフォームを設計し、グローバルで統一したアセスメントサービスを提供することが可能である。

ヒューマンアセスメントを基本とし、企業のニーズに応じて人材の能力と資質を的確に測定するため、幅広いプランを提供している。