2015年2月4日。プロジェクトメンバー17名、堂上をはじめとする管理部社員3名、社長の曽根、そしてプロジェクトマネジメントを務めるパフコンサルタント3名が一堂に会してのキックオフミーティングが開催された。
全員参加でキックオフミーティング
プログラムの流れは以下の通りだが、全員がこのプロジェクトの目的やゴールを共有し、気持ちを1つにまとめるのが、この日の最大の目的。筆者も会議後の懇親会に参加させてもらったのだが、その熱量の大きさをひしひしと感じることができた。プロジェクトが担った採用業務
「良い方がいればどんどん採用しよう!」という社長方針のもと、第1クール( 4月に説明会実施)で4回、第2クール( 5月に説明会を実施)で2回の会社説明会を計画した。その後、面接通過者を対象に倉庫見学会を開催。現場のリアリティを体験し、イメージギャップを払拭したうえで次の選考に進むか否かを本人に決めてもらう。そして、2次面接を経て最終(社長)面接、内定といった流れを作った。母集団の形成や面接に関しては、堂上ら管理部が主導で行い、「会社説明会」と「倉庫見学会」という2大イベントを、プロジェクトメンバーが全面的に引き受けることとなった。
一般的に、学生が応募する会社に対して志望度を上げるか否かは、会社説明会の出来不出来にかかっている。また、職場や仕事の現実を理解させ、ミスマッチをなくす(本当に会社に合った人材のみを確保する)という意味では、倉庫見学会の果たす役割は大きい。この2 つの役割を担ってもらうことがすなわち、若手社員自身の会社理解、基本理念の浸透にもつながっていくことだと考えたのだった。
開催された会社説明会と倉庫見学会は、以下の通り。( )内は、参加した学生数。
<会社説明会>
4月7日(31名)、4月14日(32名)、4月15日(28名)、4月21日(39名)
5月11日(42名)、5月15日(28名)
<倉庫見学会>
5月12日(12名)、5月13日(11名)、6月3日(5名)
(人事マネジメント 2015年9月号より転載)
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