現代はアルバイト採用難の時代。そこに昨年の2月に投入されたのが多くの方に絶大な人気を誇るコミュニケーション・ツール「LINE」を利用した新たな求人情報サービス「LINEバイト」。
その大きな反響をもとに、さらに採用者側・求職者側双方に大きなメリットがある「LINE応募」なる新機能がついにリリースされた。
その大きな反響をもとに、さらに採用者側・求職者側双方に大きなメリットがある「LINE応募」なる新機能がついにリリースされた。
「LINE応募」を用いて実例でも面接率40〜50%の企業が一気に80%まで面接率をアップさせたというその気になる内容を開発者であるLINE株式会社 事業戦略室の姜兌勲氏に聞いてみた。
面接キャンセル・ドタキャンを防ぐために役立ったLINE
——最近は企業がアルバイトを雇うにもひと苦労、それどころかそもそも面接までやってくる人が半分くらいしかいないという話を聞きます。そんな中で、今年2月に始まったLINEを利用した『LINEバイト』がすごく良い反響を得ていると聞きました。「世の中にはたくさんのSNSやコミュニケーション・ツールがありますが、LINEはその中でも非常に人気の高いツールです。若者層に人気のツールというイメージがありますが、実は家族間の利用に使用されていることも多く、その親世代も含めて幅広い層に受け入れられているのが現実なんですね。多くの人にとってLINEは生活の一部です。
そんな中、LINEでアルバイトに応募できたら良いのではないかと、求人情報サービス「an」を運営する株式会社インテリジェンスと合弁会社、株式会社AUBEを設立し、開発されたのが『LINEバイト』です」
——確かに慣れ親しんだLINEアプリで応募できるのは便利ですね。アルバイト探しをしている人には大きなメリットがあると思います。では雇用側にはどんなメリットがあるのでしょう?
「これは実際にあった話なんですが、とある飲食チェーンのお客さまで、一店舗だけ面接率が異常に高い店舗があったんです。それはどういうことなのかと調べていったところ、その飲食店の採用担当がアルバイト募集時にたまたま応募者たちとLINEでつながってしまったそうなんです。それでそのままLINEでやりとりをして面接日程等を決めていったら、応募者の安心感が高まり、ほとんどの応募者が面接に来たという。
ここでポイントなのは、LINEならではのフレンドリーなやりとりによって面接に来る応募者が増えたということです。『LINE応募』を開発することになったのは、このエピソードがきっかけですね。LINEにはWeb応募やメール応募ではできないコミュニケーションができるのです」
面接以前のコミュニケーションこそ大事!
——具体的に『LINE応募』というのはどういうサービスなのでしょう。「『LINEバイト』でアルバイトの応募をしたユーザーが、そのままLINEで面接のやりとりまでできるのが『LINE応募』です。
すでにスタートしている『LINEバイト』の画面で、応募者が面接に行きたい店舗などを見つけた時にタップすると、『Webで応募』と『LINEで応募』が選択できるようになります。事前のテストではここで89%のユーザーが『LINEで応募』を選んだんですね。圧倒的にLINEでの応募の方に敷居が低いと感じたようです。
そして『LINEで応募』を選択すると、採用側の『LINE@』※に応募があったことが通知され、そのままトーク画面で応募者と直接やり取りすることが出来るようになります」
※LINE@:親しい間柄でのコミュニケーションに特化したLINEとは別に、ビジネスでの活用に特化したツール
——採用側の手が開いている時なら、ほとんどリアルタイムで確認できるということですか?
「最近の採用事情を考えると、スピーディーに対応しないと他の企業に人材を奪われてしまうリスクもありますので、手すきの時間にサッとスマホ一つで応募者と連絡が取れるのは大きな利点です。可能な場合はその場で“明日来れますか?”という直近の面接設定も可能になりますので」
——すごいですね。メールのやりとりだと日付をまたぐのは普通のことですが、即レスができてしまうんですね。急ぎの人材確保などには最高ですね。
「もちろん応募者も仕事だとわかっているので、採用側に即レスを求めるとは思いませんが(笑)。1~2日くらいは余裕があるでしょう。ただメールチェックをマメにしない人でも、LINEは常にチェックしているんですよね。応募の際にも“既読”が付くので応募メッセージが確実に伝わったという安心感もあります。そしてここからがポイントなのですが、そこで簡単なやりとりをするだけでも応募者の心に安心感が生まれるんです。
コツとしては、このトークの最後などに面接する企業側からかわいいスタンプを送るなどして親密性を高めることができます。それによって応募者がさらに安心し、面接にやってくる確率が格段に増えるのです」
——なるほど、面接以前の段階でコミュニケーションが図れるということですね。確かに画面の向こうに人間がいる感覚がすると、面接もすっぽかしにくくなるような(笑)。
「どうやら若者層はとくにメールに非常に堅苦しいイメージがあるようです。顔が見えないというか、伝わっているかどうかも返信が来てみないとわからない。そこにはまだコミュニケーションが成立していないんですね。そうした感覚がすっぽかしやドタキャンを生むんだと思います」
——メールのやりとりでは迷惑メールに仕分けされてしまったりするリスクもありますしね。
「そうです。面接以前のコミュニケーションとスピードが『LINE応募』の最大のメリットだと思います」
「もちろん応募者も仕事だとわかっているので、採用側に即レスを求めるとは思いませんが(笑)。1~2日くらいは余裕があるでしょう。ただメールチェックをマメにしない人でも、LINEは常にチェックしているんですよね。応募の際にも“既読”が付くので応募メッセージが確実に伝わったという安心感もあります。そしてここからがポイントなのですが、そこで簡単なやりとりをするだけでも応募者の心に安心感が生まれるんです。
コツとしては、このトークの最後などに面接する企業側からかわいいスタンプを送るなどして親密性を高めることができます。それによって応募者がさらに安心し、面接にやってくる確率が格段に増えるのです」
——なるほど、面接以前の段階でコミュニケーションが図れるということですね。確かに画面の向こうに人間がいる感覚がすると、面接もすっぽかしにくくなるような(笑)。
「どうやら若者層はとくにメールに非常に堅苦しいイメージがあるようです。顔が見えないというか、伝わっているかどうかも返信が来てみないとわからない。そこにはまだコミュニケーションが成立していないんですね。そうした感覚がすっぽかしやドタキャンを生むんだと思います」
——メールのやりとりでは迷惑メールに仕分けされてしまったりするリスクもありますしね。
「そうです。面接以前のコミュニケーションとスピードが『LINE応募』の最大のメリットだと思います」
『LINE応募』を企業が導入するための具体的手順
①『an』に求人情報を掲載『an』に掲載することによって『LINEバイト』にも無料掲載が可能になる。
※『LINEバイト』に掲載できるのは『an』掲載企業のみ。
②『LINE@』のインストール
LINEのアカウントを持っていない場合は作成し、その上で『LINE@』アプリをインストールする(無料)。『LINE@』は個人で使用するのではなく、企業や店舗で導入することを前提としたツールで、複数人での管理も可能になっている。
<応募から受付までの流れ>
応募が受け付けられるのとほとんど同時に『LINE@』に通知が来る。応募者のプロフィールなどを確認し、そのままLINEトーク画面に遷移して応募者とのコミュニケーションが可能になる。そのまま面接日の確定までワンストップでの実現が可能。
応募が受け付けられるのとほとんど同時に『LINE@』に通知が来る。応募者のプロフィールなどを確認し、そのままLINEトーク画面に遷移して応募者とのコミュニケーションが可能になる。そのまま面接日の確定までワンストップでの実現が可能。
※必要環境はLINE利用が可能なスマートフォンのみ。『LINE』『LINE@』ともにアプリは無料。
『LINE@』ダウンロード先
【Android】
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.linecorp.lineat.android
【iOS】
https://itunes.apple.com/jp/app/line/id958585781?l=ko&ls=1&mt=8
『LINE@』ダウンロード先
【Android】
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.linecorp.lineat.android
【iOS】
https://itunes.apple.com/jp/app/line/id958585781?l=ko&ls=1&mt=8
『LINE応募』を使いこなすために
——採用者側としてはどのように活用していくのが良いのでしょう。「先ほど採用者側からスタンプを送って親密性を演出するというコツもありましたが、具体的にどのスタンプを使ったらいいか悩みもあると思います。その場合はやはり公式で一番人気のあるブラウンが無難だと思いますね。スタンプまでいかなくても、軽い絵文字を使うだけでもフレンドリーさは演出できると思います。その流れでいくとアイコンもイメージの一つなので意識した方が効果的でしょう。
そして何より大切なのはスピードですね。大方の応募者が面接に来なくなるのは、“連絡・対応が遅かった”“面倒くさくなった”“他の仕事が決まった”という対応スピードの問題が64%を占めるというデータがあります。つまり応募は生モノなのです。その問題に対しては『LINE応募』は非常に役に立つと自負しています。なので、素早い採用行動を取ることがおすすめです。
あとはまだまだリリースしたばかりのサービスなので、これからもっと使いやすくなるように工夫していきたいと思っています。ただLINE自体が日常的に生活に使用しているツールということもあって、採用者側、求職者側それぞれがある意味、ツールのプロなんですよね。なので、予想しない新しい使い方がこれから生まれていく可能性もあると思うのでいろいろと楽しみですね」
「LINEバイト」について詳しく知りたい方はこちら
「LINEバイト」に関するサービスの詳細、料金について
【無料相談】
「LINEバイト」への求人掲載のご相談や、料金を詳しく知りたい方はお気軽にどうぞ
お問い合わせフォーム
お電話:0120-393-350(営業時間:9:00~18:00)
「LINEバイト」に関するサービスの詳細、料金について
【無料相談】
「LINEバイト」への求人掲載のご相談や、料金を詳しく知りたい方はお気軽にどうぞ
お問い合わせフォーム
お電話:0120-393-350(営業時間:9:00~18:00)
提供:インテリジェンス「an report」
http://weban.jp/contents/an_report/
http://weban.jp/contents/an_report/
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