学習者を考えさせ、変化させるために何に配慮すればいいか

続いては「原則3:モティベーションを管理する」。特に、研修冒頭部でどうやってみんなをやる気にさせるかは重要だ。そのためには、「価値づけ」「効力づけ」「支援づけ」をしっかり行うこと。これから学ぶことにはこんな意味があり、ゴールやおみやげはこれですよと示し、学習する不安を低減して、やればできそうだと思わせる。そのうえで、立ち上がるなら支援しますよと力づけるということだ。

 そして「原則4:ステップ学習と多様性」は、カリキュラムを組むときの原理。新しい知識を教えるときは既有経験(知識)と関連づけて教えること、また、レクチャー→グループ討議→ひとりで作業→みんなに発表というように、多種多様な学習活動を「極」に振りながら盛り込んでいく。

職場要因が研修成果に果たす役割の大きさ

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