新入社員は組織にとって、将来の戦力となる重要な人財です。彼ら・彼女らにいかに組織に馴染んでもらい、仕事を覚えてもらい、能力・パフォーマンスを発揮してもらえるかが、組織にとってはとても重要です。どう新入社員を育てるか――、年明けからいよいよ育成担当者を選定したり、育成の計画を立案したりする組織、企業、現場も多いのではないでしょうか。
一方で、ここ数年では、新入社員に対する指導が年々難しくなっていることも指摘されています。Z世代とも称されるイマドキの若手は、往々にしてベテラン社会人からすると「何を考えているかが分からない」「どう接したら良いかが分かりにくい」存在です。その上、実際に指導した経験のある現場は悩みを抱えていることも多いものです。「そもそも新入社員が一般常識を持ち合わせていない(業務を教える前に、社会人としての作法をゼロから教えることが必要で大変)」「厳しいことを言うとハラスメントと言われてしまう(指摘がしづらい、指導したくない)」「やっと現場に定着してくれたと思った矢先に、退職代行サービスを使って離職してしまった(現場で指導に当たっていた先輩社員のメンタルケアこそ必要だ)」といったリアルな悩みを聞く機会も増えました。とても難しい時代です。
今回のセミナーでは、組織としてどのように新入社員を迎え入れ、一人前に育てるのかのポイントを解説します。新入社員研修のプログラムを紹介したうえで、皆さんに現場で指導する際に行っていただきたい“オンボーディング”、現場での指導者が認識できると良いであろう“人材育成の考え方”、実際に指導するうえで褒める・叱る際に活用できる“KPT法”等について説明いたします。
また、研修講師という新入社員と接する機会が多い立場として、近年の新入社員の傾向についてもエピソードや経験談を共有いたします。自組織・現場に迎え入れる際のヒントにしていただければ幸いです。
今後、新入社員研修の導入を検討される組織や、新入社員を迎え入れる現場への説明をする人事担当者の皆さま、実際に現場で指導を担う上司、先輩社員の皆さまにオススメのセミナーです。
■こんな組織・担当者にオススメ
・4月に向けて新入社員研修を検討している人事・教育担当者さま
・1年を通じて新入社員に継続した教育を実施したいと考えている人事・育成担当者さま
・新入社員の配属先の関係者にOJT制度について説明する人事・教育担当者さま
・現場で新入社員を育てるOJT担当者・指導者の皆さま