生産性の向上が組織全体に求められ、より高い目標をより効率的に達成することがどの企業にも求められています。
以前よりもさらに高い目標をどう設定し、どのように実行すれば達成までできるのでしょうか。
心理的観点、戦略的観点の双方から目標を改めて見直し、『OKR』や『OODA』など最新の目標マネジメント手法をご紹介いたします。
<OKRとは?>
OKRとは目標の設定・管理方法のひとつで、Objectives and Key Results(目標と主要な結果)の略称です。米・インテル社で誕生し、GoogleやFacebookなど、シリコンバレーの有名企業が取り入れていることで、近年注目を集めています。(日本企業はメルカリなど)OKRは一つのO(目標)に複数のKR(主要な結果)が付随するというかたちで成り立っています。
OKRを行う目的は、会社、部署、個人の目標が連動し、同じベクトルを向いた状態にすることです。
<OODA/ウーダとは?>
OODAは、先の読めない状況で成果を出すための意思決定方法です。OODAは、PDCAサイクルと同じように4つのステップに分かれています。そのステップとは、「観察(Objective)」「状況判断・方向付け(Orient)」「意思決定(Decide)」「実行(Act)」の4つです。