40歳代のバブル世代社員が、停滞感(あきらめ感や、マンネリ、依存気質など)を抱えている実態が明らかに!

株式会社日本マンパワー(東京都千代田区神田東松下町47-1、代表取締役:加藤智明)は、企業に勤める正社員の男女、42歳~47歳を対象としたアンケート調査を実施しました。

組織内キャリア開発プログラムの企画・実施や、キャリアカウンセラーの養成を中心に、個人と組織の双方に望ましいトータルキャリアサポートをご提供する弊社ならではの調査内容です。

本調査により、40歳代のバブル世代社員が、停滞感(あきらめ感や、マンネリ、依存気質など)を抱えている実態が明らかとなりました。これらを解決するためには、企業側から、環境認識や将来展望への期待、自己有能感の醸成させる支援が必要です。

貴社の40歳代社員のキャリア開発支援のお取り組みに、ぜひお役立てください。

1.40歳代社員は、会社の「将来性」に不安を抱えている。

■不安・やや不安を感じるものは、「将来性」「モチベーション」「給与」「異動」と続く。

不安を感じるものは、「将来性」「モチベーション」「給与」「異動」「定年までの継続雇用」の順。
将来性に関連するものとして、「給与・賞与、年収」が4位、「異動や配置転換」に関するものが5・6位に、「定年までの継続雇用」が7位に入っている。
特に「不安を感じる」ものだけに限ると「給与・賞与、年収」が1位となった。
また、3位に「自分のやる気・モチベーションの維持」が入っており、環境変化に敏感に反応する40代の様子が伺える。

40歳代社員意識調査(提供:日本マンパワー)

2.不満は少ないが、依存的・あきらめ感・マンネリが見え隠れ。

■不満・やや不満は25.0%と、それなりに満足?

40歳代社員意識調査(提供:日本マンパワー)

■評価されないことに不満、管理職へ挑戦したいと思っていない。

不満がある 上位(あてはまる) 3つは「給与」66.3%、「ポスト」49.1%、「評価」47.1%。
仕事についての行動 下位(当てはまらない)2つは「高い地位」49.1%、「管理職」47.6%。

40歳代社員意識調査(提供:日本マンパワー)

3.キャリアビジョンがある割合は31.7%。キャリアビジョンの有無がモチベーション・仕事の満足度に影響。

■キャリアビジョンがあるのは31.7%。
ない割合は約7割にのぼる。

40歳代社員意識調査(提供:日本マンパワー)

■キャリアビジョンが無い層はある層に比べ今後のモチベーションに大きな差。

キャリアビジョンが無い層では、不安に感じる割合は88.9%、やや不安に感じる割合は60.7%。
キャリアビジョンが無いと、モチベーション維持に不安を感じる割合が高い。

40歳代社員意識調査(提供:日本マンパワー)

■キャリアビジョンがある層と無い層で仕事の満足度に9ポイントの差。

40歳代社員意識調査(提供:日本マンパワー)

■約7割がキャリア開発に関する教育を受講する機会が無かった。

不安や不満がある層が多いのも関わらず、会社からキャリア開発を考える機会はあまりなかった。

40歳代社員意識調査(提供:日本マンパワー)

4.今の会社で働き続けたい割合は、83.2%。今後は管理職ではなく、能力・強みを発揮し周囲に良い影響を与えたい。

■83.2%が「今の会社に勤め続けたい」。

40歳代社員意識調査(提供:日本マンパワー)

■今後は能力を発揮し、周りへ影響を与えたい。

40歳代社員意識調査(提供:日本マンパワー)

5.回答者の属性 ~40歳正社員を対象に実施~

性別の構成比は、男性が79.8%、女性が20.2%。年齢は、42~44歳と45~47歳が同率となるようにした。
職種は、すべて会社員とした。うち事務系は37.5%、技術系は44.7%、その他は17.8%となった。

40歳代社員意識調査(提供:日本マンパワー)

調査概要

調査対象: 企業に勤める正社員の男女、42歳~47歳
調査方法: インターネット調査(マクロミル)
調査期間: 2011年10月28日~30日
全回答数: 208

【本調査に関するお問い合わせ】

株式会社日本マンパワー 人材開発営業部
〒101-0042 東京都千代田区神田東松下町47-1
TEL:03-5294-5070(平日9:00-17:30) FAX:03-5294-5078
URL http://www.nipponmanpower.co.jp/cp/


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