2023年5月時点での内定率は約8割。内定承諾者の2人に1人が2022年9月までに内定承諾先との接点を持つ

【TOPICS】
・2023年5月時点の内定率は約8割
・内定者の約5割がすでに内定承諾済み
・内定承諾者の2人に1人が9月までに内定承諾先との接点を持っていた
・本選考のエントリー社数は「11~20社」がもっとも多かった

(1)内定状況
内定状況について聞いたところ、「1〜5社から内定(76%)」「内定はまだない(17%)」「6〜10社から内定(7%)」という結果になり、約8割の学生が2023年5月時点で1社以上から得ていることがわかった。

(2)内定承諾状況
内定承諾状況について聞いたところ、「すでに内定承諾をして、就活を終了した(48%)」「まだ内定承諾をしていない(33%)」「すでに内定承諾をしているが、就活は続けている(19%)」という結果になりました。内定を得ている学生のうち、約半数は就活を終了している一方で、2割は内定承諾後も就活を継続しているようです。

(3)内定承諾の決め手
内定承諾をしたと回答した人に内定承諾の決め手について聞いたところ、「事業内容が魅力的だから(73%)」「給料や待遇が魅力的だから(60%)」「キャリアの選択肢が広がる経験ができそうだから(36%)」という結果になりました。昨年同時期の23卒学生の調査と比較すると、「キャリアの幅が広がりそうだから」という回答が増えています。

(4)内定承諾先と接点を持った時期
内定承諾をしたと回答した人に内定承諾先と接点を持った時期について聞いたところ、2022年9月までに接点を持った人が53%という結果になりました。2人に1人がサマーインターン時期までに接点を持った企業に内定承諾をしていることがわかります。

(5)内定承諾先の選考について
内定承諾先の選考方法について聞いたところ、「選考はオンラインと対面の両方で実施された(54%)」「選考はすべてオンラインで完結した(38%)」「選考はすべてオンラインで完結した(8%)」という結果になりました。23卒に続き、選考が「完全オンライン」から「ハイブリッド型」へ移行していることがわかります。

(6)本選考のエントリー数について
本選考のエントリー数について聞いたところ、「11〜20社(25%)」「6〜10社(23%)」「1〜5社(23%)」が回答の大半を占めました。

(7)志望業界や志望企業を絞った時期について
志望業界や志望企業を絞った時期について聞いたところ、「2023年1〜3月(33%)」「2022年10〜12月(26%)」という回答が半数を占めました。本選考のエントリー時期に志望業界や志望企業を絞る学生が多いようです。

(8)就活を終えたい時期について
就活を終えたい時期について聞いたところ、「すでに就活を終了している(44%)」「2023年5〜6月(42%)」という結果になり、約8割の学生が6月までに就活を終了する予定のようです。

【調査概要】
■調査方法:インターネットによるアンケート
■調査対象:『iroots』を利用する2024年に卒業予定の大学生/大学院生
■有効回答数:735名
■調査期間:2023年5月8日 ~ 5月14日
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