ChatGPTやGemini、Copilotなど、様々な用途に応じた生成AIツールが世の中に台頭し始める中、個人レベルでも簡単にビジネス活用でき、多くの人々が生成AIツールを活用することが当たり前になりつつあります。ただ、現時点では、その活用には十分な注意が必要であることも分かってきています。
本記事では、法政大学 名誉教授でHR総研 特別顧問でもある諏訪康雄氏が、「働き方改革」と「労働基準関係法制研究会」について自ら書いた記事を例にとり生成AIの精度に関する検証を行いながら、急速な発展をし続ける生成AIとの上手な付き合い方を解説します。

以下の文章は、「小説を読むような気楽な気持ちで読んでいただけるように」と、諏訪氏の心遣いにより、HR総研所長(ProFuture(株)社長)である寺澤康介との「仮想対談」形式で表現されています。
生成AIが教えてくれる「驚きの事実」Part2 ~対話シナリオにするとわかりやすい!~
猛暑の日々がようやく過ぎ去り、秋らしくなってきた。
そんなある日の午後、ふらっと寺澤康介氏のオフィスに諏訪康雄氏が訪ねてきた。
生成AIが教えてくれる「驚きの事実」Part2 ~対話シナリオにするとわかりやすい!~
諏訪康雄(以下、諏訪):寺澤さん、こんにちは。お邪魔します。
生成AIが教えてくれる「驚きの事実」Part2 ~対話シナリオにするとわかりやすい!~
寺澤康介(以下、寺澤):あれっ、いつぞやいらしてからですので、ご無沙汰しております。
[諏訪]
こちらこそ、すっかりご無沙汰しております。お元気ですか?

[寺澤]
まあまあですね。諏訪先生は?

[諏訪]
シニア・フリーランスは、貧乏暇なし、といったところでしょうか。

[寺澤]
そんなこともないでしょうが、今日はなんのご用ですか?

[諏訪]
特に用はないんですが、お近くまで来たので、寄らせていただきました。

[寺澤]
それでは「暇なし」なんかじゃないかもですね。

両人:アッハッハッ!(大笑い)

コーヒーを飲みながら談笑していると、諏訪氏が何枚かの紙を取り出した。
タブレットパソコンも持っているらしいが活用できていないようだ。パソコンで遊んでいるうちに面白いものをみつけると、なんと紙に印刷して持ち歩いている。

ワードクラウドで生成AIの実力を見てみると・・・

[諏訪]
先回お邪魔したとき、生成AIのハルシネーション(幻覚作成)の具体例についてお話ししましたが、最近はワードクラウドを試したりしています。たくさんの意見や長い論説のテキスト分析をして、傾向をずばり図示するAIです。

[寺澤]
テレビ番組などで解説の助けに使われたりしていますよね。

[諏訪]
そうなんです。それでシニアなりに好奇心を感じて、ある分析サービスを使わせてもらったのです。

[寺澤]
また、真偽を確認するために、ご自分で書いたものでも使ったのでしょうか?

[諏訪]
さすが寺澤さん! そのとおりです。
あるところに4000字ほどの短い解説記事を書いたので、それを例にとって試しに作図してもらいました。
これが、それです。
生成AIが教えてくれる「驚きの事実」Part2 ~対話シナリオにするとわかりやすい!~
[寺澤]
働き方改革関連法が施行されてから5年経ったので、見直し規定にそった検討が始まったのですね。

[諏訪]
今年1月に「労働基準関係法制研究会」が開催され、9月までに早くも13回の会合が開かれていますね。最近では労働時間の規制について、侃々諤々(かんかんがくがく)の議論を続けていると聞いています。
[寺澤]
相当な頻度ですねぇ。

[諏訪]
労働時間規制だけでなく、労働者概念や事業場概念、労使コミュニケーションなどについても熱心に議論しているようですよ。そこで、大きな流れを知ろうと、ワードクラウドの手法でまとめてもらった図を掲示して解説を試みました。【図A】は用語の頻出具合で多いものが中心や大きな文字で示されています。【図B】は一定の手法でスコアを付けて図示したものです。

[寺澤]
図Aでは「図」と「研究会」とがやけに大きく目立ちますねぇ。

[諏訪]
分析の元になった記事で、流れや対比を分かりやすくしようと、ワードクラウドの図を5つも使っていたせいでしょうか。

[寺澤]
働き方改革と労働基準関係法制研究会について説明された記事といいますが、下の図Bでは「リスキリング」の文字がど真ん中にきていて、「研究会」も「働き方改革」も小さめの扱いですねぇ。

[諏訪]
さすが、ズバリときましたね。
書き手つまり私がキャリア形成に関心が強く、リスキリングの重要性をついつい強調してしまっているのを図星で指摘された気分です。

[寺澤]
確かに今年5月の雇用保険法改正では、自己都合離職者への給付制限期間を1か月に短縮することになりました。さらに一定のリスキリングをしていると、待機期間(7日)後に会社都合退職と同じく失業給付を受給できるそうですが、労働基準関係法制の検討でも、リスキリングがそんなに中心問題となっているのでしょうか?

[諏訪]
転職やリスキリングを促進するという政策意図で雇用保険法改正がなされましたが、全然関係ないとはいえないにしても、労働基準関係法制では「リスキリング」が中心にくるほどの流れではないと思いますね。

[寺澤]
やはり、そうですか。

[諏訪]
タイトルを除くと私の記事中には、「働き方改革」が15回、「労働基準」は14回、「研究会」は13回、「キャリア」は9回などと、ずっと多数回に渡って使われているのですが、「リスキリング」という用語は5回しか使われていないんです。

[寺澤]
それじゃ、まるで図Aの右上にあるような「出現頻度順」ではないですねぇ。

[諏訪]
図Bは右上に「スコア順」とありますから、一定の方法で重みづけをして「リスキリング」を中心に持ってきているようです。実際、「労働政策審議会」という語も記事内ではたった3回しか使われていないのに、かなり大書されています。

[寺澤]
確かに世間では「リスキリング」への関心が高くなっていますね。もしその推進に向けて労働基準関係法制研究会が報告書でふれれば、それをたたき台にして次は労働政策審議会で揉みにもんで結論を出していくでしょうから、大事といえば大事ですけれども…。

[諏訪]
でも、そうなるかどうか。書いた側の気持ちとしては、「キャリア」への関心こそ高いですが、それはこの両図にちょこっと出ているだけで、全体になにか違和感も残ります。

[寺澤]
生成AIの発達が目覚ましいですし、AI関係でノーベル賞が授与されたりで、AIはすごいという気になります。でもやはり、全面的に依存していてはいけないということしょうかね。

生成AIの活用に、新たな試みをしてみる

ここで話題が変わり、生成AIの使い方の一つの試みが議論された。

[諏訪]
発展途上ではあるけれども、急速に進歩しているのが生成AIであり、同時にその活用方法もすごく進んできていると思います。ハルシネーションがあろうが、ちょっと見当はずれなところがあろうが、かなり教科書的でユニークさに欠けるきらいもあろうが、ともかく長足の進歩を日々、遂げていることは間違いありません。

[寺澤]
おっ、もう1枚の紙を出してこられましたね。それはなんですか?

[諏訪]
生成AIは、教科書的な解説や標準的な見解を述べるうえでは、とっても有用だと思います。でも、人って教科書を読むのがあんまり好きでないですよね。せっかくAIが一生懸命(?)に解説を生成してくれても、ほんの数十秒で答えを出してもらえるせいもあってか、どこかありがたみがなく、しっかり読む気が起きない時もありますよね。

[寺澤]
贅沢な意見ですねぇ。

[諏訪]
だから、もっと分かりやすく、ざっくばらんに物事を解説してもらうには、どうしたら良いか。対話調のシナリオでも作ってもらったらどうかと考えてみました。

[寺澤]
少し前に、米国のシナリオライターが生成AI利用をめぐりストライキをしていたように、けっこういい線をいくシナリオを作ってくれるようですからね。
[諏訪]
そこで、またまた自分の書いた上記の解説記事にもとづいて、人物像を含め、生成AIで勝手にシナリオ化してもらいました。すると、こんな風でした。


まずChatGPT(2024年10月12日生成)での結果は以下のとおりです。
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●シナリオ
「働き方改革について」

【登場人物】
Aさん:中堅社員で、働き方改革には反対の立場。安定した雇用と従来の業務スタイルを重視している。
Bさん:働き方改革を推進しているマネージャー。柔軟な働き方や多様なキャリアの実現を目指している。

【設定シーン】
オフィスの会議室。新たな業務改善案について話し合う場で、AさんとBさんは働き方改革のテーマで対立している。


Aさん:
「Bさん、また働き方改革の話ですか?! 正直言って、改革なんて必要ないんじゃないですか? 従来の働き方でみんな上手くやっているんですから、新しいやり方を無理に導入する必要がどこにあるんですか?」

Bさん:
「確かに、現行のやり方が安定している部分はありますよ。でも、働き方改革は、単に新しいことをするためじゃなく、社員一人ひとりがより良い環境で効率的に働けるようにするためのものです。特にワークライフバランスが取れれば、社員のモチベーションや生産性が向上するんです。」

Aさん:
「でも、その '効率' って言葉、正直ちょっと危険だと思うんです。効率化を追求するあまり、今まで築いてきた仕事の質やチームワークが犠牲になってしまうんじゃないかと不安なんですよ。昔ながらのやり方には、積み重ねてきた信頼と実績があるんです。」

Bさん:
「その信頼や実績はもちろん大切です。ただ、時代は変わってきていますし、新しい技術や環境の変化に対応していかないと、逆に組織全体が取り残されてしまうリスクもあるんですよ。例えばリモートワークを導入することで、もっと多様な人材が仕事に参加できるようになるし、通勤時間が減ることで時間の無駄も削減できるじゃないですか。」

Aさん:
「それは一理ありますけど、リモートワークが普及すると、社員同士の結びつきが弱くなってしまうんじゃないですか? 職場で顔を合わせて話すことが、やっぱり信頼関係を築く基本だと思うんです。デジタルのやりとりだけで本当にチームの絆が深まるんでしょうか?」

Bさん:
「リモートワークでも、コミュニケーションの工夫次第で絆は保てると思います。例えば、定期的なオンラインミーティングや、必要に応じて対面でのイベントを設けることで、お互いの結びつきを深めることは可能です。それに、チーム全員が自由な働き方を選べる環境を整えることで、個々のパフォーマンスが向上すれば、結果としてチーム全体の成果も上がるはずです。」

Aさん:
「でも、自由な働き方を重視すると、会社全体の方向性や規律が曖昧になるんじゃないですか? 特に若手社員が自己管理できず、かえって非効率になる可能性が心配です。」

Bさん:
「確かに、自己管理は重要ですね。だからこそ、会社としてはそのスキルを育てるための教育やサポート体制を充実させるべきです。若手に限らず、全員が自己成長を促進できるような環境を作ることが、働き方改革の一つの目的でもあります。自己管理能力が高まれば、社員も自主的に動き、イノベーションを生み出す力になるんです。」

Aさん:
「まぁ、そう言われると、少し考え直す余地があるかもしれませんね。でも、やはり完全に新しい働き方に移行するのは不安です。具体的にどんなステップで導入していくんですか?」

Bさん:
「まずは小さなステップから始めるのが大事ですね。全社員がリモートワークを強制されるわけではなく、選択肢として提供するだけでも効果はあります。また、定期的にフィードバックを取りながら、問題点を改善していく柔軟なアプローチが必要です。改革は一度に全部を変えるわけじゃなく、段階的に取り組んでいくもんですよ。」

Aさん:
「それなら、少し安心しました。試験的に導入して、成果を見ながら改善していくというなら、現場としても適応しやすいかもしれませんね。」

Bさん:
「そうですね。変化には不安がつきものですが、柔軟に対応していけば、きっと良い方向に向かうはずです。何より、私たち一人ひとりがもっと自分らしく働ける環境を作ることが、これからの働き方の理想です。」


【解説】
Aさんの立場: 働き方改革に対する不安や従来の方法の価値を重視している。特に安定性やチームワークの維持が課題。
Bさんの立場: 働き方改革が社員一人ひとりの働きやすさを向上させ、組織全体の競争力を高めると主張。段階的な導入やフィードバックを重視。

この対話シナリオは、変革への抵抗とその受け入れを探る形で進んでおり、各々の視点が理解され、対話によって中庸の解決策が見えてくる展開になっています。
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[寺澤]
お書きになられた元の記事を読まないまま言うのもなんですが、問題点を具体的に指摘し、対立的な対話により、現場の課題を浮き彫りにしていますね。しかも、最後は「中庸の解決策」が見えてきているので、読んでいて、なんとなく安心できます。

[諏訪]
実は、元の記事では、こんなに丁寧な検討をしていません。生成AIが、あれこれ付け足しながらシナリオ化をしてくれたようです。

[寺澤]
そうなんですか…。
[諏訪]
次に、Geminiにも同じ課題で応えてもらいました。
Geminiは人物像を経営者と労働組合員として生成しています。

Gemini(2024年10月12日生成)での結果は以下のとおりです。
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●シナリオ
「働き方改革について」

働き方改革に関するAさん(反対派)とBさん(推進派)の対話シナリオ

【シナリオ作成のポイント】
対立点の明確化: 働き方改革の目的、手段、影響など、両者の意見が対立するポイントを明確にする。
根拠の提示: 各自の意見を裏付ける根拠として、シナリオ内の情報や実際の事例を提示する。
多角的な視点: 働き方改革のメリットだけでなく、デメリットや懸念点も議論に取り入れる。
建設的な対話: 両者が互いの意見を尊重し、より良い解決策を探る姿勢を示す。

【登場人物】
Aさん: 働き方改革に反対する企業経営者。長時間労働の是認、労働基準法の緩和を主張。
Bさん: 働き方改革を推進する労働組合員。長時間労働の是正、労働者の権利保護を主張。

【設定シーン】
ある企業の会議室。AさんとBさんが働き方改革について議論している。


Aさん: いやいや、働き方改革って、一体どこへ向かおうとしているんだ? 長時間労働を減らせば生産性が落ちるし、労働者の自由な働き方を奪うことになる。企業の競争力を考えると、柔軟な働き方を認めるべきだ。

Bさん: 長時間労働が生産性向上に繋がるという根拠は、実は乏しいんですよ。むしろ、過労によるミスや健康問題が増えることで、企業全体の生産性を低下させる可能性があるんです。労働者の自由な働き方を認めるのは大切ですが、それは労働者の健康や安全を犠牲にしてまでやるべきことではありません。

Aさん: 労働基準法は時代遅れだ。今の多様な働き方に対応できていない。もっと柔軟なルールが必要だ。

Bさん: 労働基準法は、労働者の最低限の権利を保障するためのものです。それを緩和すれば、労働者の立場がますます弱くなってしまいます。むしろ働き方改革は、労働基準法の枠組みの中で、多様な働き方を認めるような制度設計を進めるべきです。

Aさん: そうかねぇ。

Bさん: 例えば、今回の研究会で議論されている「リスキリング」は、労働者のスキルアップを支援する良い取り組みだと思います。しかし、リスキリングのために労働時間が増えたり、負担が増えたりするような状況は避けなければなりません。

Aさん: 方法はともかく、リスキリングは企業にとっても労働者にとってもメリットがある。新しいスキルを身につけることで、労働者はキャリアアップの機会を得られ、企業は人材の育成に貢献できる。

Bさん: リスキリングは確かに重要ですが、企業が一方的に労働者にリスキリングを要求するのではなく、労働者の意欲やキャリアプランを尊重し、必要な支援を提供することが重要です。

Aさん: そうは言うけど、働き方改革は、企業の負担を増やすだけだ。特に中小企業にとっては、新たな制度への対応は大きな負担になる。

Bさん: 働き方改革は、企業の負担を軽減することも目的の一つです。例えば、長時間労働を減らすことで、人件費を抑えたり、労働者の離職率を低下させたりすることができます。

Aさん: まぁ、そうかもしれないが…。

Bさん: 働き方改革は、企業だけでなく、社会全体にとって重要な課題です。労働者の健康や幸福度を高め、生産性を向上させることで、日本の経済成長に貢献することができます。

Aさん: ともかく働き方改革は、まだ道半ばだ。今後の議論の中で、より良い形に発展していくことを期待したい。

(二人の議論は続く)


【議論の深化に向けて】

具体的な事例: 各自が主張する根拠として、具体的な事例を挙げる。
データの活用: 労働時間、生産性、離職率などのデータを示すことで、議論に説得力を持たせる。
海外の事例: 外国の働き方改革の事例を紹介し、日本の状況と比較する。
将来への展望: 今後の働き方改革の方向性について、具体的な提案をする。
ポイント:感情的にならず、冷静に議論する: 互いの意見を尊重し、建設的な対話を行うことが大切です。
共通点を見つける: 相手の意見の中に、自分と共通する部分を見つけることで、より円滑なコミュニケーションが可能になります。
柔軟な姿勢: 自分の意見に固執せず、相手の意見も積極的に受け入れる姿勢が重要です。

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対話シナリオ化することで、難しい制度解説のポイントも掴みやすく

[諏訪]
なお、上の2つの生成文はほんの少しだけ私が語を補っているところもありますが、全体として対立する意見のポイントを拾っています。もっとも、今回の労働基準関係法制研究会ではそんなにリスキリングのことを議論していないと思います。ですが、私の関心のありかのせいか、記事を背景に生成されたAさんとBさんとの対話のどちらでも、これが重視されていますね。

[寺澤]
いやぁ、でもChatGPTもGeminiもなかなかのもんですねぇ。イベントや会議の事前シナリオ作りの基礎として活用できそうですよ。

[諏訪]
かつて助手や院生を相手に議論していたころと違い、シニア・フリーランスは一人っきりで仕事をしなければなりません。そこで、頭のなかの「一人対話」でなく、なにか草案でも書いたら、それを両極端な人(賛成論者と反対論者など)の間の対話シナリオに生成してもらうと、問題点が浮き彫りになるように思えます。

[寺澤]
真理は中庸にあるとはよく言いますが、対立論のどこか中ほどに現実の解がありますからね。

[諏訪]
でも、中庸に徹した解説って、読み手をあんまりドキドキさせるところがなくて、刺激に乏しいきらいがありますから…。

[寺澤]
調べごとでは、なんであれ新しい理論や概念、制度などの解説を読んでも、ピンとこないことがよくあります。でも、この手を使って生成AIで対話調にしてもらうと、焦点がよく分かるようになりますよね。上手い方法を教えていただきました。

[諏訪]
ただし、ハルシネーションや標準的な論調を気にしたウェイトづけなどもありえますから、その点は注意が要りますね。

[寺澤]
そうそう。生成AIは生成文の最後に、必ずしも正しくない可能性とか、専門家の意見を聞くようになどと注意している、つまり弁解しているとおり、まだ発展途上なのですね。全幅の信頼をおいて使い、あとで泣きべそをかかないように用心する必要がありますね。
秋の陽は陰るのも急である。長居をわびて、諏訪氏がおいとまごいをする。

[諏訪]
今日もお仕事の邪魔をしてすみませんでした。ぜひまた寄らせてもらいます。

[寺澤]
いつでもお立ち寄りください。時には、こうした談笑をするのもいいもんですね!
生成AIが教えてくれる「驚きの事実」Part2 ~対話シナリオにするとわかりやすい!~
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