◆戦後のアジア展開の歴史
 戦後、日本企業はかなり早期からアジアに進出していた。ヤクルトは1958年に、1960年代には東レ、帝人、松下電器が進出している。トヨタ自動車がタイに進出したのは62年であり、すでに半世紀の歴史を持っている。
 1970年代から85年のプラザ合意までは増大期で、貿易摩擦対応型の海外展開だった。プラザ合意以降、海外展開は本格期を迎え、香港、シンガポールなどに地域本社・拠点を構築した。

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