進出国との懸け橋として期待される外国人留学生 日本語能力よりもビジネス能力で評価を

採用「難」時代を乗り切るために――新卒採用にも“人材紹介”を。
続いて、留学生の採用について少しだけ触れさせていただきます。業界・企業規模を問わず、進出国と日本の懸け橋となるグローバル人材の採用ニーズは今後も増加していく見込みです。外国人留学生を採用するときに留意していただきたいのは、“何のために”外国人留学生を採用するのかという目的を見失わないことです。日本語を流暢に話せるか否かを重視した採用をしてしまいがちですが、日本語能力の高い外国人留学生は非常に少ないこともあって採用は困難です。しかし、そもそも進出国との懸け橋になることを外国人留学生に期待するのなら、日本語能力が高くなくても架け橋という“ミッション”を担えるかという能力面に焦点を当てるべきではないでしょうか(言い換えれば、「日本語がネイティブレベルに話せるベトナム人で、業務上必要になる理系的専門知識を習得している人」を採用したい場合、採用時に譲るべき点は日本語の習熟度であることは、お分かりいただけると思います)。
外国人留学生の採用は、日本人の学生を対象にした新卒採用と同じやり方で実施するほか、大学や人材サービス会社が開催するイベントに出展してアプローチする方法や留学生の新卒紹介サービスを活用する方法があります。弊社では、日本企業の人材需要が高まるASEAN諸国を中心に外国人留学生を集客し、イベント・紹介の2つの形式でご支援をしています。採用手法はそれぞれ特徴がありますが、自社に合う方法を見つけるためには早めに議論をはじめ、挑戦してみることが大切です。外国人留学生の採用に成功している企業様もトライ&エラーを繰り返してノウハウを確立しています。いざ採用活動をする場合は、弊社のようなパートナーをうまく活用してください。

2014年卒対象の採用活動は、最後までご支援

弊社が提供する新卒紹介サービスを通じた採用活動のご支援は、現4年生が卒業するまで継続いたします。もちろん、学生もまだまだ就職活動を続けています。今シーズンの新卒採用は諦めて15卒に移行するといったお話を伺うこともありますが、次年度の採用活動も楽観視はできません。人材紹介の成果報酬フィーは額面だけを見れば就活サイトに比べ高く見えますが、採用工数を最小化できること、これまで採用できていなかった人材を確実に採用できることを考えればコスト面でも期待できます。内定辞退者が発生した場合の補充ニーズや若干名の追加募集など、お気軽にご相談いただければ幸いです。

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