これからの企業の競争優位性のカギを握る心理的資本(R)とは?
Wellbeingマネジメントシステム「Habi*do(ハビドゥ)」を提供する株式会社Be&Do(大阪府大阪市、代表取締役社長:石見一女)は、With/Afterコロナにおける企業競争力の源泉となる「心理的資本(R)」をテーマとした研究者・事業者によるパネルディスカッションセミナーを2020年8月18日(火)に開催いたします。現代社会は高度IT化、グローバル化の急激な変化で、先の見通しが立ちにくいVUCAの時代と言われています。こういう環境の中で、人材マネジメントの在り方の重要性はかつてなく高まってきています。
VUCAの時代で競争優位性を保つには、人の能力を高め活かす必要があります。これまで、能力を高めるためには人的資本や社会関係性資本によって把握されてきましたが、これらの資本を活用するためのドライブとして「心理的資本」に注目が集まっています。
心理的資本とは、一人ひとりが持つポジティブな心のエネルギーで、積極的な反応や自律的な目標達成を促すエンジンになるものです。心理的資本は業績に影響します。世界ではすでに研究が進んでいましたが、「こころの資本」は心理的資本のテキスト本として日本で初めて出版されました。
この出版を記念し、変革期に差し掛かった日本企業の今後の成長の鍵となる心理的資本への理解を広めるために、この度、「こころの資本」出版記念セミナーを開催いたします。
本セミナーはWith/Afterコロナの働き方と組織の存在意義を問う機会となります。オンライン開催となりますが、ぜひ出席賜りますようご案内申し上げます。
【開催概要】
■日時:8月18日(火)13時30分~15時00分
■会場:オンライン開催となります
■対象:経営者、人事責任者、事業部門のご責任者、人材マネジメントに携わる方、こころの資本(心理的資本)にご関心をお持ちの方
■定員:100名
■参加費:無料
【登壇者ご紹介】
開本浩矢氏:
大阪大学大学院経済学研究科経営学教授、兵庫県立大学名誉教授
専門はクリエイティビティ・マネジメント、組織行動論、人的資源管理論。著書『クリエイティビティ・マネジメント』『入門組織行動論(第2版)』『研究開発の組織行動』等。直近では2020年6月に『こころの資本~心理的資本とその展開』を翻訳出版している。
服部泰宏氏:
神戸大学大学院経営学研究科准教授
2009年神戸大学大学院経営学研究科博士課程後期課程修了(経営学博士)。滋賀大学経済学部専任講師、准教授、横浜国立大学大学院国際社会科学研究院准教授を経て現職。主として、日本企業における組織と個人の関わりあいに関する行動科学的研究活動に従事。2013年以降は、人材の「採用」に関する行動科学的アプローチである「採用学」の確立に向けた研究・活動にも従事。共著『日本企業の採用革新』で日本労務学会賞(学術賞)、研究活動「スター社員研究」にて日本労務学会賞(奨励賞)を受賞。
高倉千春氏:
ロート製薬株式会社 取締役 人財・WellBeing経営推進本部長
1983年、農林水産省へと入省。1990年に米国Georgetown大学へ留学し、MBAを取得。帰国後は1993年からコンサルティング会社にて、組織再編、新規事業実施などに伴う組織構築、人事開発などに関するコンサルティングを担当する。その後、人事に転じ、1999年ファイザー株式会社、2004年ベクトン・ディッキンソン株式会社、2006年ノバルティスファーマ株式会社において人材組織の要職を歴任。2014年より味の素株式会社に入社し、同社のグローバル戦略推進に向けたグローバル人事制度の構築と推進のリード役を務めた。2020年7月より現職。
藤間美樹氏
参天製薬株式会社 理事 人事本部
1985年神戸大学卒業。同年藤沢薬品工業(現アステラス製薬)に入社、営業、労働組合、人事、事業企画を経験。人事部では米国駐在を含め主に海外人事を担当。2005年にバイエルメディカルに人事総務部長として入社。2007年に武田薬品工業に入社し、本社部門の戦略的人事ビジネスパートナーをグローバルに統括するグローバルHRBPコーポレートヘッドなどを歴任。2018年7月に参天製薬に人材組織開発本部副本部長として入社し、2019年4月に執行役員人事本部長、2020年4月より現職。参天製薬のグローバル化を推進。M&Aは米国と欧州の海外案件を中心に10件以上経験し、米国駐在は3回、計6年となる。グローバル化の流れを日米欧の3大拠点で経験し、グローバルに通用する経営に資する戦略人事を探究。人と組織の活性化研究会「APO研」メンバー。
石見一女(モデレーター)
株式会社Be&Do 代表取締役 CEO
武庫川女子大学文学部卒業後、1985年に25歳でセールスプロモーション系人材派遣会社を創立。1994年に組織・人材活性化コンサルティング会社を共同経営で設立し数十社の組織活性化コンサルティングを行う。1998年から組織論の第一人者である加護野忠男先生、キャリア論の第一人者である金井壽宏先生のご指導を得て「人と組織の活性化研究会(APO研究会)」を設立。2011年に株式会社Be&Doを設立。
【主催企業・応援企業・団体のご紹介】
本イベントは、ひとりひとりのポジティブな心のエネルギーを高めていくこと、またそれによってうまれるWellbeingな組織風土をつくることへの共感・応援を以下の企業・団体よりいただいております。
主催:株式会社Be&Do
応援:旭化成株式会社、カゴメ株式会社、公益財団法人関西生産性本部、参天製薬株式会社、株式会社JTBベネフィット、株式会社フェリシモ、フジッコ株式会社、ロート製薬株式会社(五十音順)
※心理的資本(R)は開本浩矢氏および株式会社Be&Doの登録商標です。