導入事例

株式会社カオナビ(本社 東京都港区、代表取締役社長 柳橋 仁機、以下「当社」)は、シュラスコ料理の専門店「バルバッコア」等の飲食店を運営する株式会社ワンダーテーブル(以下「ワンダーテーブル」)が、クラウド人材管理ツール『カオナビ』を導入し、活用していることをお知らせします。


■『カオナビ』導入の背景
人事評価のエクセル運用は限界に。飲食店舗ならではの「入力」の手間も。 ワンダーテーブルでは、社員が急増した 2015 年頃、現場で 30 名の部下を抱える部署もある中、エクセルを活用してデータ管理を行っていました。エクセルで管理をしていた頃は、評価項目も多くあった上に、人事異動がある度に前回の評価データを確認する必要があったため、データの管理に苦労していました。また提出方法がメールであったため、チェックにも時間がかかり、人事評価全体の遅延も発生。「人事評価のエクセル運用は限界」と感じていました。また、店舗によってはパソコンが 1 店舗 1 台支給のため必然的に全員で共有することになり、人事評価の時期になると、いつも誰かが使用していたため作業ができない状態でした。人材開発室の西島氏によると、「他のスタッフの人 事評価データがパソコン画面に残っていることもセキュリティ面で気になっていた」と話します。そこで、これらを解決し、尚且つ多種多様にカスタムが可能な『カオナビ』の自由度の高さに着目し、導入にいたりました。


<ワンダーテーブルの評価方法について>
ワンダーテーブルでは、被評価者の自己評価・上長評価を行ったあとに、上長による部下の人事評価結果を説明するプレゼンで全社的な評価調整を行い個人の評価を決定します。そして、上長から部下へのフィードバック面談を行っています。


■評価を決定する期間が 2 週間から 1 週間に短縮
『カオナビ』の人事評価機能である、『SMART REVIEW(スマートレビュー)』は、権限設定によって、互いの入力内容を見ることなく、評価者と被評価者が同じ期間内に入力することができます。その結果、「評価シートを個別に用意・回収する手間もなくなり、人事評価を決定する期間が 2 週間から 1 週間に短縮しました。『カオナビ』で評価業務をシステム化し、さらに人事評価制度自体がコンパクトになったため、作業に追われることがなくなりました。


■人事評価の見える化、評価業務の効率化及び質の高い評価へ
『カオナビ』によって評価入力から最終的な評価決定までの期間が短縮したため、フィードバック面談に時間をかけられるようになりました。また、自己評価と上長評価の入力期間を短縮できたことで、自己評価と上長評価のギャップやずれをすり合わせた上で、最終評価を決定することができるようになりました。その結果、最終評価に対するトラブルは減り、社員の納得度を上げることができています。『カオナビ』導入時の狙い通り、人事評価業務の効率化はもちろんのこと、質の高い人事評価ができるようになりました。


■進捗管理の手間削減にも効果を発揮
以前は、一人ひとりの進捗管理をメールで行なっていたため、データ提出の締め切りを守ってもらうことも一苦労でした。『カオナビ』は進捗状況が一括管理できるため、催促のアナウンスもスムーズにできます。西島氏は、「『カオナビ』はクラウドサービスのため、登録するだけで、誰でも場所を問わずログインすることができ、データクラッシュの心配もないため安心して利用できます」と語りました。

株式会社ワンダーテーブルについて

株式会社ワンダーテーブルは、国内 52 店舗、海外 68 店舗の飲食店を展開しています。しゃぶしゃぶ・すき焼き食べ放題「鍋ぞう」やビアレストラン「YONA YONA BEER WORKS」などの自社ブランドを国内外で展開する一方、ニューヨークアメリカン「ユニオン スクエア トウキョウ」、シュラスコ料理専門店「バルバッコア」、モッツァレラバー「オービカ モッツァレラバー」などの海外ブランドを誘致し経営しています。URL:http://www.wondertable.com/
人事評価業務の「脱エクセル」を実現して、評価業務期間を2週間から1週間に半減させた飲食企業の事例