少子高齢化により、若年層の減少が進んでいます。総務省統計局が公表した「労働力調査2023年」によると、日本の労働人口の年代別構成比を見ると、20代が17.2%、30代が21.9%、40代が21.9%、50代で22.3%となっています。若手に比べるとミドルシニアの割合が高くなりつつある組織の中で、世代間の感覚の違いに悩む場面もあるのではないでしょうか?
【書籍基本情報】
書籍名:メンターになる人、老害になる人。
出版社:クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
書籍発売日:2024年7月26日
▼内容紹介
年輩者の多い日本では、仕事に口をはさむ目上の人や自分の意見を曲げない年長者など、身近な「老害」に悩まされる人々が増加すると予想されます。一方で「老害」になる人の多くは、経験豊富で自身の知見を社会に役立てたいという意思を持っており、これは「メンター」にふさわしい要素でもあるのです。本書は「老害」と「メンター」の共通点や相違点を中心に取り上げ、「老害」になりたくない人の他、「老害」に苦しめられている人に有益な内容となっています。
(版元ホームページより)
▼目次
第1章 メンターになる人と老害になる人は「紙一重」第2章 ○○な人だからこそ、メンターにも老害にもなりやすい
第3章 自分の“つい”を抑えられない人がメンターから老害に転じる
第4章 相手と関係性ができていないから老害と思われやすい
第5章 メンターですら陥りやすい、老害と言われやすい話し方の「くせ」
第6章 老害にならない「昔話」の話し方
第7章 メンターであり続けるための発想の転換
第8章 老害とは縁遠いメンターの方達の特徴
第9章 老害が自然に蔓延しやすい環境
第10章 組織の老害化を解消し、メンター社員を増やす社風改善
第11章 新しい職場やコミュニティでメンターとして慕われるコツ
第12章 「会社員更年期」を上手く乗り越えられればメンターになれる
第13章 「老害! 老害!」と騒ぐ若者ほど、実は老害予備軍?
第14章 自身をメンターから老害に変えてしまう相手からは逃げる
第15章 「老害化」している人の周囲をメンターで取り囲む
第16章 老害を受けた時の気持ちの立て直し方
▼著者プロフィール
【前田 康二郎(まえだ こうじろう)】流創株式会社代表取締役
1973年生まれ。エイベックスなど数社で管理業務全般に従事し、サニーサイドアップでは経理部長として株式上場を達成。その後中国・深圳での駐在業務の後、独立。現在は利益改善、コンプライアンス改善、社風改善の社員研修、コンサルティング、講演、執筆活動などを行っている。
著書に『つぶれない会社のリアルな経営経理戦略』(クロスメディア・パブリッシング)、『図で考えると会社は良くなる』(同)、『社長になる人のための経理とお金のキホン』(日本経済新聞出版)、『職場がヤバい!不正に走る普通の人たち』(同)ほか多数。