【後継者難】2024年の後継者不在率は62.15%、2019年以来“右肩上がり”に。事業承継に苦戦する産業・職種は?
2024/11/20
株式会社東京商工リサーチは2024年11月8日、2024年「後継者不在率」調査の結果を発表した。本調査では、同社の企業データベース(約400万社)のうち、2022年以降の後継者に関する情報が蓄積されているデータから17万135社を抽出、分析している。なお、「後継者不在率」は事業実態が確認できた企業を対象に、後継者が決まっていない企業の割合を示しているという。
- 企業の長期的な存続において避けて通れないのが、“後継者問題”だ。後継者の選定や、その後の事業承継など、経営を後継者に引き継いでいくには多くの困難が待ち受けているが、そもそも後継者候補となる人材自体がいなければ、事業承継のための準備を進めることすらできない。それでは現在、実際に“後継者不在”状態に陥っている企業はどの程度あるのだろうか。