第3回
2016年4月に新設された学習院大学 国際社会科学部。その一期生がいよいよ2020年3月に卒業し、社会に羽ばたいていく。一期生たちは、多くの選択肢からなぜ新設学部への進学を決めたのか。そして、入学後にどのような学びを得て成長し、それを社会にどう活かそうと考えているのだろうか。また、大学は学生の意欲に対して、どんな機会を提供し、未来のグローバル人材をどう育成してきたのか。国際社会科学部教授の伊藤元重氏と、一期生である学生2名による鼎談を通して、学生たちの目覚ましい成長とその過程を詳しく紹介する。
学習院大学国際社会科学部は2016年4月に新設された、同大学で最も新しい学部である。国際的なビジネスコミュニティで活躍できる素養を身につけた即戦力のある人材の育成を目指し、社会科学の5分野「法学・経済学・経営学・地域研究・社会学」を幅広く学ぶカリキュラムを通じて、国際経済・社会が直面する課題を理解し、さらにそれを解決する力を養う。2020年春に第1期生が卒業を迎える。
伊藤 元重 氏
学習院大学国際社会科学部教授
1974年東京大学経済学部卒業。1979年米ロチェスター大学大学院経済博士号取得。専門は国際経済学。東京大学大学院教授を経て2016年4月より学習院大学国際社会科学部教授。6月より東京大学名誉教授。税制調査会委員、復興推進委員会委員長、経済財政諮問会議議員、社会保障制度改革推進会議委員、公正取引委員会独占禁止懇話会会長などの要職を歴任。
小栗 弥一郎
学習院大学 国際社会科学部 一期生
大手通信企業内定
岡根 珠緒
学習院大学 国際社会科学部 一期生
総合商社内定