変化し続ける時代環境や課題に対応するために、従業員に求められるスキルは多様かつ高度化しています。
そこで、企業の持続的成長の実現のために欠かせないのが、
従業員一人ひとりに合わせた”人材育成の強化”と”キャリア支援”です。
旭化成グループは、2022年春に
次の3カ年の方向性を示す『中期経営計画 2024 ~Be a Trailblazer~』を発表しました。
その中で、人財戦略として「終身成長」と「共創力」を掲げ、
多様な社員一人ひとりが自分の人生の目的を持ち、
自律的にキャリアを考えて成長し続けることを支援しています。
本講演では、人材版伊藤レポートの生みの親である一橋大学CFO教育研究センター長 伊藤邦雄氏と、
旭化成株式会社 上席執行役員 人事担当 西川知氏にご登壇いただき、お話を伺ってまいります。
変化する時代の中で企業価値向上を持続するための組織戦略のヒントをお届けいたします。
提供:ProFuture株式会社
一橋大学 CFO教育研究センター長
伊藤 邦雄氏
1975年一橋大学商学部卒業。一橋大学教授、同大学院商学研究科長・商学部長、一橋大学副学長を歴任。中央大学大学院戦略経営研究科フェロー。2015年に一橋大学CFO教育研究センター長に就任し、現在に至る。無形資産やESG・SDGsに関する各種の政府委員会やプロジェクトの座長を務め、経済産業省プロジェクトでは「持続的成長への競争力とインセンティブ〜企業と投資家の望ましい関係構築」報告書(伊藤レポート)」(2014)、「持続的な企業価値の向上と人的資本に関する研究会」報告書(人材版伊藤レポート)」(2020)、「人的資本経営の実現に向けた検討会」報告書(人材版伊藤レポート2.0)」(2022)を発表し、国内外から高い評価を受けている。また内閣府の「非財務情報可視化研究会」(人的資本可視化指針)の座長を務めた。現在、「人的資本経営コンソーシアム」会長、内閣府「三位一体労働市場改革分科会」委員を務める。
旭化成株式会社 上席執行役員 人事担当
西川 知氏
大学卒業後、旭化成に入社。約10年間の人事部門在籍後、海外留学を経て、電子材料系の事業部門で主に事業企画や海外現法の経営に携わる。その後、本社経営企画を経て2019年に人事部長、2023年より現職。