この講演の「聴きどころ」を教えてください。

昨今の人材開発部門は、これまで以上に戦略に同期した人材開発の設計と成果の測定・明示が周囲から求められています。また働き方改革が叫ばれる中、従来どおりの集合型や長時間のe-learning型の学習の限界も指摘され、限られた時間で成長の生産性を高める取り組みのデザインが喫緊の課題となっております。

上記の課題解決は、人材開発部門単体では為し難く、人材開発・現場の連携が不可欠です。

今回のセミナーでは、ITを活用して「人事部（研修）」と「現場（OJT）」を接続し、社員の成長の生産性向上を実現するポイントを、具体的な企業事例を交えながらお伝えさせていただきます。

貴社の強みや、サービスの特徴をお聞かせください。

【若手育成のプロフェッショナル集団】
弊社は、若手が早期に成果があげられるようになるまでを、若手自身の自律的な成長力と企業の育む力の両面から支援をしています。単発の研修提供に留まることなく、ファーストキャリア期卒業（一人前）を定義した上で、「線」（中長期での人材開発プラン）での育成と、「面」（若手が育つ育成体制・職場環境づくり）での取り組みを、最新のHRテクノロジーの活用などを通じて支援することで、若手の成長を確実なものにすることを強みとしております。

また、若手育成の専門家として、毎年発行している「若手の傾向調査レポート」では、「学習スタイル」に焦点を当てることで、どのような環境や、育成での関わり方が若手成長に寄与するのかを理解、それらを現場での実践につなげているのも大きな特徴です。

グループ全体でそれぞれの業界、専門性に強みを持つ、1000名の講師ネットワークを持つことで各企業とのベストマッチを実現させることが可能で、大手企業を中心に毎年150社の人材開発・組織開発での実績がございます。

ご参加の皆様へメッセージをお願いします。

人材開発に真剣に向かい合うからこそ、単発の研修が本当に成果につながっているのか、悩んでいる方は多いのではないでしょうか。またその解を、研修後のフォロー、現場との連携に求めようとしても、有効な具体策が見えないケースも多々耳にします。そうした課題意識を抱える方に、自社で活かせる具体的なヒントを持ち帰って頂ければ何よりと思っております。　　　　
なお、学習にITを導入するとなると「うちの会社の文化に合うのだろうか？」「現場の人は使ってくれないのでないか」「セキュリティは大丈夫なのか」、「そもそも自分がアナログな人間で慣れていない」など多くの本音が聞こえてきます。私が(クライアントに対してだけでなく)自社でも本セミナーで紹介する取り組みを導入した際、「忙しいからできない」「なんでこんなもの入れたのか」と厳しい声も多くあがりました。しかし、そうした新しいものへの始めの抵抗を乗り越えれば間違いなく生産性が高まる状況にもあり、私たちは適応していく必要があります。セミナー当日は、実際にうまくいかなかった生々しい事例も交えながら、どのようにして乗り越えてきたのかについてもお伝えできましたら幸いです。皆様のご来場心よりお待ちしております。

講師紹介

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  小仁　聡氏

  株式会社ファーストキャリア　エグゼクティブコンサルタント

  上智大学外国語学部を卒業し、ビジネスコンサルタントに勤務。在職期間中は、組織変革のコンサルティングサービス及び教育研修サービスの企画に従事。退社後、アルー株式会社を経て株式会社ファーストキャリアの設立に参画。取締役副社長として、営業本部を統括する傍ら、人事企画室の責任者として人事制度・育成体系も構築。研修講師、組織開発コンサルタントとしても業界を問わず多数実績がある。現在は、外部パートナーとしてHRテクノロジーを活用した事業開発、研修講師、組織開発コンサルティングに携わっている

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  佐々木　文平氏

  Co-Growth株式会社　代表取締役

  東京大学経済学部を卒業し、コンサルティング会社のマッキンゼーに勤務。在籍期間中の半分は英語をベースにした国際プロジェクトに従事。退社後、現Co-Growth株式会社を設立、代表取締役CEOに就任、人材育成/組織開発に携わり、研修の企画・登壇等多数。2013年より対話力向上のITインフラ「リフレクトル」の開発に着手。現在はリフレクトルを活用した研修効果定着の仕組みづくり、および営業組織を中心とした現場育成の仕組みづくりに取り組んでいる。

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