
「社員のスキルアップ・学び直し」のための取り組み実施は約8割
近年は「生産性向上」や「DX推進」などへの目的意識から、企業においてリスキリングやスキル開発等の“人的投資”に対する関心が高まっている。社員のスキルアップや学び直しに対する支援、それによる生産性向上などについて、企業ではどのように取り組んでいるのだろうか。はじめに学情が、「社員のスキルアップ・学び直しのために、取り組みを実施しているか?」と尋ねたところ、「実施している」との回答が75.1%で多数派となった。社員のスキルアップや学び直しに関する取組みを実施する企業は、約8割にのぼるようだ。

具体的な取組み内容は「資格取得支援」や「研修・勉強会」など
次に同社は、「社員のスキルアップ、学び直しのために実施していること」を尋ねた。すると、「資格取得支援」が78.6%で最多となり、以下は「社内での研修・勉強会などの実施」が77.2%、「社内でのe-ラーニング提供」が47.1%で続いている。また、その他の自由回答では下記のような声が寄せられたという。
●会社が取得を奨励する資格は、資格試験の受験料を支給している
●資格取得に応じて支給している報酬金が、期間限定で2倍になる社内キャンペーンを実施した
●IT・DXに関する研修を実施している
●eラーニングを導入し、社員の関心や業務内容に応じて学べる環境を整備している

“生産性向上のための取組み”のトップが「社員のスキルアップの支援」という結果に
最後に、「生産性向上のために取り組んでいること」について尋ねている。その結果、最多となったのは「社員のスキルアップの支援」で49.5%、以下は「コミュニケーションツールの導入」が33.8%、「RPAなどシステムによる業務効率化」が29.1%となっている。
出典:https://service.gakujo.ne.jp/wp-content/uploads/2025/01/250206-comenq.pdf