~「人・組織」統合マスタに紐づくIDライフサイクルを起点にアカウント管理を自動化~
「企業の人・組織・情報にまつわる非効率をなくす」をミッションに、散らばった人事・組織情報を統合し、IDライフサイクルに基づき各種SaaSのアカウントを統制する統合ID管理プラットフォーム「YESOD(https://yesod.co/)」を提供する株式会社イエソド(本社:東京都港区、代表取締役:竹内 秀行、以下YESOD)は、過去 、現在、未来の人・組織情報を一元化し、組織全体で共有する統合マスタ機能である「YESODディレクトリサービス」と連携し、人事イベント(入社、異動、出向、兼務、退職、等)を起点にアカウント管理を自動化、効率化する新機能として「YESODアカウントコントロール」を正式リリースし、2024年2月1日よりサービス提供を開始したことをお知らせいたします。【リリースの背景】
リモートワーク、DX、働き方の多様化が進む一方で、部門単位・業務単位でも手軽に利用可能なSaaSの導入が進んでいます。1企業あたり、20とも30とも言えるSaaSについてはその利用状況や利用料のモニタリングに加えて、「どの事業会社の、どの部門の誰にどのような権限で、いつ、どのサービスのアカウントを付与、剥奪するか」正確に管理を行う必要があります。
また、一般的な外部SaaSだけでなく、オンプレミスのパッケージや自社開発システムのアカウント管理も併せて効率的な管理を行うことが急務となります。
また昨今、SaaSアカウント管理に特化したクラウドサービスが散見されますが、当社は現状のこれらの仕組みでは本質的な課題解決には至っていないのでは、と認識しております。
その理由としては以下の課題・要望が挙げられます。
・アカウント管理の起点となる人、組織のマスタ情報が分散し、正規化されていない
・業務委託、派遣、アルバイト等の従業員情報が部門単位に分散管理され、一元化されていない
・グループ会社への出向、事業部を跨いだプロジェクト、複数兼務、等イレギュラーな運用につい
ては自動化が出来ない
・アカウントの付与、剥奪だけでなく、各SaaSサービスごとに保有する権限グループ、等のより
精緻な管理ができない
・アカウント管理の自動化だけではなく、採用・人事・バックオフィス等の業務オペレーションに
紐づくタスク管理、他システム連携までを一気通貫で実現したい、etc..
YESODは、一般的なSaaSアカウント管理サービスでは実現が難しい業務課題を解決し、従来から提供しているYESODディレクトリサービスとの連携により、「人・組織マスタ統合」と「ID管理/IDガバナンス」の両輪で経営、人事、IT、バックオフィスにおける業務変革とガバナンス強化を実現いたします。
【YESODアカウントコントロールについて】
YESODは、IGA(ID統制管理)ソリューションのコアとして、ID管理/IDガバナンス管理の前に必ず必要となる企業内の人・組織マスタの統合管理、「人・組織」に紐づくIDライフサイクル(入社、異動、出向、兼務、退職、等)を一元化する「YESODディレクトリサービス」を提供して参りました。
今回の「YESODアカウントコントロール」のリリースにより、IDライフサイクルを起点とした各種システム連携の自動化、運用ルールの自動化、タスクマネジメントの最適化が図られるとともに、増大するSaaSの利用統制、ガバナンス強化に貢献いたします。