人財開発の仕事を体系的に学び、これからの方向性を示す
これまでの人材開発を「人財開発」というキーワードで捉え直し、実務、実践、内製化、ビジネスに貢献するための戦略、担当者・責任者の必要要件と役割について学んでいただきます。さらに人財開発の潮流と課題を明らかにし、VUCA時代の近未来への見通しと課題についても展望していきます。
著者について
下山 博志(しもやまひろし)株式会社人財ラボ代表取締役社長
早稲田大学大学院技術経営学(MOT)修士。大手外食グローバル・チェーンで32年間勤務。企業内大学を含む全社の人材育成の責任者となり、教育工学に基づく教育戦略を実践。13万人を擁する幅広い従業員層に対する人材育成の仕組みを浸透させ、『2003年度日本能率協会人材開発優秀企業賞本賞』を受賞。全世界共通の教育戦略プロジェクトにはアジア地域代表として参加した。
2004年に退社後、人材開発の総合プロデュースを行う株式会社人財ラボを創業。上場大手企業から中小企業まで、幅広く人事・教育に関する戦略を支援し、企業内大学構築、リーダーシップ開発、マネジメント能力育成などの提供を行っている。世界最大規模の人材開発非営利組織ASTD(現ATD)日本支部設立に寄与し、ATDインターナショナル・メンバー・ネットワーク・ジャパンの副代表ほか、熊本大学大学院講師、NPO法人日本イーラーニングコンソシアム理事、神奈川県総合教育センター顧問アドバイザーなども務める。2013年からは、システム開発を行う株式会社創新ラボの会長も兼任し、教育とICTの融合を図るラーニングテクノロジーを推進している。12期目にあたる2016年度、社屋を紀尾井町に移し、グループ会社の創新ラボとともに、さらなる活躍を目指す。