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コンサルタントに向いている人とは?14の特徴を解説

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クライアントの課題解決を支援する「コンサルタント」。近年は戦略立案・提言にとどまらず、策定したプランの実行支援まで行うコンサルティングファームが増えており、コンサルタントに求められるスキルの幅も広がっています。

この記事では、コンサルタントに向いている人とはどのような人なのか、優れたコンサルタントに共通する14の特徴について詳しく解説します。

目次

コンサルタントとは

コンサルタントとは、クライアントが抱える経営上の課題を解決に導く専門家です。企業の現状を分析して課題を把握し、収集したデータをもとに課題解決に向けた戦略立案と実行支援をおこないます。

コンサルタントが所属するコンサルティングファームにはそれぞれ専門分野があり、戦略系・総合系・IT系・人事系・財務系・シンクタンク系・医療系・事業再生系など多岐にわたります。コンサルタントになるための必須資格はありませんが、各領域に関する専門知識やクライアントと円滑にやりとりするコミュニケーション能力など、さまざまなスキルが求められる仕事です。

コンサルタントの専門領域や仕事内容については以下の記事でも詳しく解説しています。

関連記事:コンサルタントとは?分野別の特徴や仕事内容をわかりやすく解説

コンサルタントに向いている人の特徴

コンサルタントに向いている人に共通する14の特徴をご紹介します。

①分析力が高い

優秀なコンサルタントは分析力が高く、情報を正確に解釈し洞察を引き出すことができます。クライアント企業が抱えている課題について、集めたデータをもとに複雑な状況を分解し、本質的な問題を特定するスキルを持っています。分析力は転職市場においても高く評価される能力の一つであり、ロジカルな視点からデータを読み解き正確な現状分析や将来予測につなげるスキルが求められています。

②論理的思考力がある

論理的思考力(ロジカルシンキング)は複雑な問題を体系的に整理し、筋道を立てて矛盾なく考える思考法です。優れたコンサルタントは物事を論理的に捉え、データや事実に基づいた合理的な結論を導く能力があります。結論と根拠の論理構造を正確に捉えることで、クライアントにとって納得度の高い提案や解決策を提示できるようになります。コンサルタントとして活躍するには欠かせない重要なスキルの一つです。

●関連プログラム/ロジカルシンキングのノウハウ・ドゥハウ

③コミュニケーション能力が優れている

コンサルタントには高いコミュニケーション能力が求められます。コミュニケーション能力が優れているコンサルタントは、自分の考えを「伝える力」だけではなく、相手の言葉やその想いをしっかりと「聴く力」の両方を持っており、クライアントやプロジェクト内のメンバーとスムーズな意思疎通を図ることができます。また、声のトーンや表情、ジェスチャーといった言葉以外の非言語コミュニケーションもうまく活用し、複雑な概念をわかりやすく説明する能力があります。

●関連プログラム/ビジネスコミュニケーションのノウハウ・ドゥハウ

④プロジェクトマネジメント能力が高い

プロジェクトマネジメント能力が高いことも、コンサルタントに向いている人に共通する特徴の一つです。コンサルタントとして働くには、複数のプロジェクトを効率的に計画・実行・管理するスキルが必要です。目標達成に向けて人々を動機づけ、率先して導く能力も求められます。また、優秀なコンサルタントはプロジェクトの進行中に起こり得るトラブルを予測してリスクヘッジをとり、トラブルを未然に防いだり損害を最小限に抑えたりすることができます。

●関連プログラム/プロジェクトマネジメント ~基本と応用~

⑤適応力が高い

コンサルタントには、変化の激しい環境や新しい状況に柔軟に対応できる適応力の高さが求められます。プロジェクトが進行する過程では、予期せぬアクシデントが起きたりクライアントの戦略が変更したりすることも少なくありません。環境の変化に抵抗がなく、その時の状況に応じて柔軟に対応できる人や、異なる業界や文化にもいち早く順応できる人がコンサルタントに向いているでしょう。

⑥好奇心が旺盛

コンサルタントに向いている人は、好奇心が旺盛でさまざまな分野に興味を持ち、自ら知識を広げようとする人です。物事を探究しようとする気持ちが強い人は、クライアントの業界や課題に対して深い関心を示し、仮説検証を繰り返して最善の解決策を導き出すことができます。常に前向きな姿勢で能動的に物事に取り組むため、課題解決や目標達成に向けて周囲を巻き込む力も持っています。

⑦チームワークが得意

コンサルタントの仕事はチームで協力しながら取り組んでいくため、チームワークが得意であることも重要なスキルの一つです。チームワークが欠けていると、意見の対立や他責が増えて人間関係が悪化し、目標を達成するまでに多くの時間を費やしてしまいます。他者との協力・連携を重視して円滑なコミュニケーションがとれる人や、目標達成に向けて強みや“らしさ”を活かしチームに積極的に貢献できる人がコンサルタントに向いているでしょう。

⑧学習意欲が高い

さまざまな分野に関心を持ち、常に新しい知識やスキルを吸収しようとする人はコンサルタントに向いています。コンサルタントとして活躍するためには、業界のトレンドや最新技術に関心を持ち続けるとともに、それに合わせて自らの知識をアップデートしていく必要があります。また、社内の階層や年齢、専門分野に関係なく、他の人からのアドバイスを素直に受け入れる姿勢も大切です。

⑨向上心がある

コンサルタントに向いている人は、現状に満足せず常に自己成長を続けられる人です。コンサルタントの仕事では市場分析や戦略立案など多岐にわたるスキルが必要となるため、自ら新しい知識の習得に励んで自己研磨を積むなど、何事にも向上心を持って取り組む姿勢が求められます。優秀なコンサルタントはクライアントの期待を越えようとするハングリー精神を持っており、高みを目指して努力を続けることができます。

⑩責任感が強い

責任感が強く、高いプロ意識を持って業務を遂行できることもコンサルタントに求められるスキルの一つです。約束の時間に遅れる、納期を守らない、報告や相談をしないなど、コンサルタントによる無責任な対応はクライアントの不信感を募らせ、安心して仕事を任せられなくなるでしょう。クライアントとの信頼関係を築くためには、自分の仕事やプロジェクトに対して真摯に向き合い、最後まで自らの役割を全うしようする姿勢が必要です。

⑪ストレス耐性が高い

ストレス耐性とは「ストレスに対する抵抗力」を意味する言葉です。ストレス耐性の高い人は、困難な状況でも前向きな姿勢を維持し、問題の解決に向けて積極的に行動することができます。相手の期待を越えようとする仕事は常にプレッシャーとの闘いになるため、精神的に負荷のかかる状況下でも心身のバランスを崩すことなく、心に余裕を持ち前向きかつ冷静に対応できる人がコンサルタントに向いているでしょう。

⑫体力がある

コンサルタントに向いている人の特徴として、長時間の勤務や多忙なスケジュールにも耐えられる体力があることも挙げられます。プロジェクトによって忙しさの度合いは変わってきますが、活躍しているコンサルタントは心身ともにタフネスで、クライアントの期待や要望に応え続けています。ハードな仕事をこなしていくためには、精神的・肉体的な負荷に強く、課題解決のための思考を続けられる持久力が求められます。

⑬自己主張ができる

コンサルタントには、自分の意見や提案を明確に表現し、相手の理解を促すことが求められます。クライアントからの要望も尊重しつつ、コンサルタントとして主張すべきことは臆せずにどんどん伝えていく必要があります。根拠や事実に基づく建設的な議論をおこない、クライアントにとって最善の利益を追求できる人がコンサルタントに向いています。

⑭語学が堪能

複数の言語を使いこなし、異文化コミュニケーションを図れる人は、コンサルタントとしてグローバルに活躍できる可能性があります。英語や中国語などの語学が堪能で、異なる文化や価値観を柔軟に受け入れられる人は、海外のクライアントとのやりとりやプロジェクトにもスムーズに対応できます。近年はグローバル案件も増えているため、語学力に優れている人は重宝されるでしょう。

●関連プログラム/異文化(コミュニケーション/マネジメント)

まとめ

コンサルタントに向いている人の特徴として、論理的な思考で物事を判断できることやコミュニケーション能力が高いこと、心身ともにタフネスであることなどが挙げられます。これらは優秀なコンサルタントに共通して見られる特徴であり、クライアントのニーズを深く理解し最善の提案をするためには欠かせないスキルです。自分に不足しているスキルを鍛え、クライアントの成長に貢献できるコンサルタントを目指しましょう。

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