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コンサルタントに必要なスキル・能力とは?その考え方と重要な質問スキル

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中小企業診断士をはじめ、コンサルタントになるうえで有利に働く資格は数多く存在しますが、必ず取得しなければならない資格はありません。
しかし、クライアント(依頼者)に選ばれるコンサルタントになるには、いくつかのスキルを身につけておく必要があります。

この記事では、コンサルタントが果たすべき役割について解説し、コンサルタントとして活躍するために必要なスキル・能力をご紹介します。

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経営コンサルティングや人材育成、組織開発の支援を行うHRインスティテュートでは、一緒に仕事ができる仲間を求めています。

目次

コンサルタントが果たすべき役割

コンサルタントは英語の「consult(相談する)」を語源とし、「相談役」や「顧問」などと訳される言葉です。
コンサルタントの仕事は業界によって異なり、戦略系・総合系・財務系・IT系・シンクタンク系・事業再生系など多岐にわたります。

コンサルタントが果たすべき役割は、企業が抱えている課題についての解決策を提案し、企業全体のパフォーマンスを最大化させることです。
コンサルタントの本質は企業課題やその答えを「考える」ことであり、単に答えを「教える」だけの仕事ではありません。
企業のさらなる成長を後押しするために、さまざまな領域において企業課題を把握し、解決へと導く役割を担っています。

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コンサルタントに必要な7つのスキル・能力

コンサルタントを名乗るために必要な資格はありませんが、コンサルタントとして活躍していくために必要となるスキル・能力を7つご紹介します。

プロフェッショナルマインド

「クライアント・ファースト」「期待を超えようとするハングリー精神」「改善マインド」の3つから構成されるプロフェッショナルマインドは、コンサルタントに必要なスキルのひとつです。

コンサルタントには、自身がその道のプロフェッショナルであるという自覚やプライドを持つことが求められます。
クライアントの課題を解決するためには、どのような無理難題にも立ち向かい、どのような局面においても諦めない意識が大切です。

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コミュニケーション能力

コンサルティングをするうえで重要な情報をスムーズに収集し、クライアントからの信頼を勝ち取るには、円滑なコミュニケーションが必要不可欠です。
コンサルタントには、自分の考えを相手にわかりやすく伝える力、相手が伝えようとしている物事を正しく把握する力、そしてクライアントの心に寄り添う力が求められます。

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質問スキル

コンサルタントに質問スキルがなければ、クライアントが抱える課題を正確に聞き出すことはできません。
クライアント自身が課題に気付いていなかったり、うまく言語化できなかったりすることがあるからです。
相手の話を広げたり掘り下げたりする質問を重ねていくことで、クライアントが抱えている課題の全容が見えてきます。

また、クライアントに適切な質問をするためには、コンサルタント自身も業界・業務の知識を十分に身につけておく必要があります。

論理的思考力

コンサルタントには、複雑な物事を単純な要素に分解・整理し、筋道を立てて考える論理的思考力(ロジカルシンキング)が求められます。
論理的思考力を高めるには、仮説を立てて検証する「仮説思考」、既成概念を排除し一から思考する「ゼロベース思考」、さらなる良策を探る「ポジティブ思考」、思考の型を活用する「フレームワーク思考」などの思考スタンスを持つことが大事です。

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用語解説「ロジカルシンキング」| 組織・人材開発のHRインスティテュート

洞察力

クライアントが抱える課題の本質を見抜くには、目に見える表層部分だけでなく、目には見えない深層部分も見通すことのできる優れた洞察力が欠かせません。
コンサルタントが優れた洞察をおこなうには、多角的な視点を持ったり、異なる立場に立ったりして思考することが重要です。

洞察力を磨くには、日頃から物事の課題とその解決策を自分自身で考える習慣を身につけましょう。また、直感的な思いつきも一つひとつ検証する習慣をつけると、洞察力の強化につながります。

プレゼンテーション能力

力を入れて作った資料もクライアントに伝わらなければ意味がありません。
クライアントを納得させる高いプレゼンテーション能力は、コンサルタントに欠かせないスキルのひとつといえます。
自身の提案をわかりやすく発信するには、伝える順番を組み立てる「構成力」、ひと目で内容が伝わる「表現力」、聞き手の心を掴む「説得力」の3要素をすべて高めることが大切です。

タフネス

コンサルタントとして活躍し続けるには、クライアントの要望に応え得るタフネスを備える必要があります。
精神状態は身体にも大きな影響を及ぼすため、プレッシャーによって生じるストレスに押しつぶされないよう、体力面だけでなく精神面のタフネス(メンタルタフネス)も鍛えておくことが重要です。
心身ともに整えタフネスを維持することで、クライアントの期待に応え続けられるコンサルタントになれるでしょう。

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まとめ

コンサルタントに求められる役割は、企業が抱える課題を把握したうえでその解決策を提案し、パフォーマンスの最大化と企業の成長につなげることです。
コンサルタントになるための必須資格はありませんが、コンサルタントとして活躍するにはさまざまなスキルが求められます。
コンサルタントに必要なスキル・能力を身につけ、クライアントから信頼されるコンサルタントを目指しましょう。

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監修者
狩野 尚史
株式会社HRインスティテュート/取締役 プリンシパルコンサルタント 東京工業大学大学院 社会理工学研究科 社会工学専攻 博士課程単位取得退学、金沢工業大学大学院 工学研究科 知的創造システム専攻 修士課程修了、工学修士号。英国留学後、大手建材メーカーにて、商品研究&開発部門、BtoBセールス部門、販売チャネルのIT化推進リーダーを務める。 HRインスティテュートに参画後は、新規ビジネスプランニング支援、ビジネスモデル構築、戦略構築を中心にコンサルティングに従事。
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