「習慣化」という新たな価値を社会に根づかせるために~100億人をありたい姿へと導く、WizWeの挑戦に迫る!~

キャリア自律の重要性が叫ばれている昨今、eラーニング環境の整備など従業員の自主的な能力開発をサポートする企業が増えています。そこで大きな課題となっているのが、継続の難しさ、学習からドロップアウトしてしまう人の多さです。

この問題に全力で立ち向かっているのが株式会社WizWeです。今回は、同社が学習の継続を支援するソリューションとして開発・提供している「習慣化プラットフォーム」の意義と可能性、そしてWizWeが掲げる「100億人をありたい姿へ」という壮大なビジョンについて紹介します。

目次

WizWeの歩み~革新的な「習慣化プラットフォーム」の誕生

WizWeとは?

学習、運動、ダイエットに日記…。意気込んで始めたものの、とかくモノゴトの継続は難しく、すぐに諦めてしまったという人も多いことでしょう。そんな“三日坊主”問題に対するソリューションの開発・提供で注目を浴びているのが株式会社WizWeです。

WizWe設立まで(~2014年)

株式会社WizWeの代表取締役CEOを務めるのは、森谷幸平氏。WizWeの創設以前は株式会社WEICに在籍し、テクノロジーによって企業の人材育成を支援するEdTech事業と、テクノロジーによる営業活動の効率化・生産性向上を図るSales Tech事業、2部門の責任者として活躍していました。

当時、大きな課題となっていたのが「学習が続かない」という状況、すなわち“三日坊主”問題です。「最後までやり抜く仕組みができれば、きっとニーズがある」と考えた森谷氏は、英語学習の習慣化サポートモデル「WizHeart」を立ち上げます。学習の進捗を見ながら受講者をフォローするなど、人による伴走で三日坊主の防止・学習継続を支援するこの「WizHeart」は、多くの企業人事とユーザーから喜ばれることになりました。

会社の転機、そして「自らの手で」という決意へ(2014年~2017年)

しかし、WEICは、Sales Tech事業を中核に据え、EdTech事業は他社への売却も含めて今後を検討する、という方針を打ち出します。「教育事業に携わりたい」とWEICに入社し、成果も出し始めていた森谷氏にとっては厳しい状況でした。

退職・起業という選択肢もある中で森谷氏は、まずは会社の方針通りSales Tech事業に注力し、業績を伸ばしたうえで「他社に売却するのではなくMBOによって私自身がEdTech事業を継承する」ことを決意します。

幸い、Sales Tech事業は順調に成長。そして2017年初頭、いよいよ森谷氏はMBOに向けた準備を本格化させていくことになります。

MBOにあたっての準備と支援(2017年~2018年)

取締役の任期をまっとうした森谷氏は、社員としてWEICで働きながらMBOの準備に取り組みました。今後の事業計画と成長戦略をまとめ、説得力のある数字を揃え、組織構成のアイデアを練っていきました。

MBOの実行資金としては、自己資金を投入するほか、株式と引き換えに投資家から資金を得る「エクイティ調達」が進められました。研究会や研修で出会った仲間、仕事についての相談相手、事業パートナーなどに出資を依頼した結果、多くの企業やベンチャーキャピタルなど強力なエンジェル投資家からの支援、さらには銀行からの融資も獲得することに成功します。

こうして2018年6月にMBOが完了、WEICから事業を譲渡され、株式会社WizWeは船出を果たしたのです。

WizWeが目指すもの

WizWeは「習慣化プラットフォームで100億人をありたい姿へ」というビジョンを掲げています。そこには、人がそれぞれ「こうありたい」と思い描いている姿に向けてチャレンジできる未来を拓きたい、という思いが込められています。「100億人」というのは、ビジョン構想から50年後の世界人口予測。それらの人たちすべてに全力で寄り添い、応援したいという意志を示しているわけです。

また、WizWeの2つの「W」には、人生山あり谷あり、でも諦めなければチャンスは何度でもやってくるという意味があるといいます。

習慣化プラットフォームの進化が、新たな社会的価値を生み出す

100億人に伴走しようと思えば「WizHeart」を進化させる必要があります。効果的かつローコストで、より多くの人の学習継続を支援できる仕組みとして開発されたのが「Smart Habit」。人(習慣化サポーター)による伴走とテクノロジーを融合させた習慣化プラットフォームです。この「Smart Habit」は2018年のサービス開始以来、累計4万人ものユーザーに対して習慣化を促し、多くの人たちを学習完了へと導いています。

WizWeが提供するサービス「Smart Habit」の特徴と成長

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習慣化プラットフォーム「Smart Habit」が大切にしている要素

「WizHeart」と同様、習慣化プラットフォーム「Smart Habit」でも人、すなわちリアルな習慣化サポーターによる伴走が重視されています。ユーザーとの会話を通じてラポール(親密な信頼関係)を築き上げ、進捗状況に応じたフォローコメント、モチベーションの維持に役立つ動画・記事といった各種情報の提供、専任のチームによる個別メンタリングなど、丁寧なサポートを通じて離脱につながる因子を徹底的に取り除き、行動の継続を促すのが習慣化サポーターの役割です。

「Smart Habit」の特徴と強み

「Smart Habit」のもう1つの強みは、「続けたい」という内発的・自律的なモチベーションを引き出すための習慣化プログラムです。この習慣化プログラムは、社会心理学や行動経済学の専門家が4万人の行動データを分析して導き出した習慣形成理論から成り立っています。

対面レッスンや各種のセミナー、漫画形式のテキストなど、多彩かつ良質なコンテンツと柔軟な学習環境を充実させていること、知識の共有やモチベーションの維持につながるチーム制学習を導入している点なども「Smart Habit」の特徴です。

教育分野での広範な導入実績、学習完了率70%以上という成果

「Smart Habit」の仕組みを法人向け語学研修・DX研修プログラムとしてサービス化した「Smart Habit Enterprise」は、これまでに200社以上の大手企業で導入されました。習慣化サポーターが学習者の受講状況を一元管理することにより、伴走者1名で3,000名の習慣化に寄り添うことが可能でコストパフォーマンスにも優れたソリューションとなっている点と、学習完了率70%以上という高い効果が人気の秘密といえるでしょう。

「習慣化プラットフォーム」の改善に向けて

開発時だけでなく、現在もなお習慣化についての行動分析と理論化は続けられています。その役割を担うのが「WizWe習慣化研究所」という研究機関です。「WizWe習慣化研究所」では専門の研究員が、事業を通じて蓄積される大量のデータをもとに、行動変容、習慣化、その結果について分析し、さまざまな文献研究にも取り組んでいます。こうした研究成果が「Smart Habit」の仕組みや運用方法の改善に役立てられるのです。

イノベーションを生み出す企業文化~WizWeを支える組織力

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チャレンジとプロフェッショナリズムを重視する人材育成

WizWeが挑んでいるのは、「習慣化」という、その価値がまだ完全に確立したわけではない新たな領域。そんな事業を推し進めていくために、新しいことに挑戦したいと願う気概、失敗を恐れないスピリット、自らの限界を決めずに成長しようとする姿勢が、社員には求められています。

そのためWizWeでは、社員に対して“現在の能力よりも少し背伸びをするようなポジション”を与え、成長を促しているといいます。

相手への誠実さや仲間への尊敬、果たすべき役割に対する責任感、高い倫理観、努力を惜しまない向上心を持つ人材。自分の頭で考え、意思決定し、手を動かし、仕事を最後までまっとうする人。そんなプロフェッショナルを会社として育て、サポートしていくことも、WizWeの人事ポリシーです。

スピード重視の社風

開発に時間をかけているうちに、そのツールやサービスが必要とされなくなってしまっては意味がありません。WizWeでは、アイデアを素早く形にして世の中に送り出し、市場の反応を見ながら迅速に改善する、というスタイルで各サービスの開発・運用に取り組んでいます。スピードを重視した手法がWizWeの特徴です。

また、スタートアップらしく、仕事を進めるうえでの厳格な規則や固定されたルールはほとんどないといいます。固定観念にとらわれず、社内の規則・ルール・体制もトライして改善していくのがWizWeの方法論です。

オープンなコミュニケーションと相互尊重の文化

未知の領域でビジネスを展開しようとすれば、経験したことのない課題に突き当たるのは当然のこと。人ひとりの知識では突破できない状況に陥ることもあるはずです。

そこで、WizWeではコミュニケーションを重視。バックグラウンドの異なる大勢の仲間たちから物事の見方や考え方を積極的に学び、価値観をぶつけ合いながら課題の本質を見極め、問題の解決や新たな手法の開発へと近づく。社員はそんな作業スタイルを心がけ、ディスカッションの場では自由に意見を交わしやすい雰囲気づくりを大切にしているといいます。

さらに「ヒューマンエラーを個人の責任で片づけるのではなく、発生した原因・仕組み・プロセスを徹底検証して再発を防ぐべき」という森谷氏の考え方が社内に浸透。ミスを隠さない雰囲気が醸成されているそうです。

未来に向けて進む、新たな領域への挑戦

「Smart Habit」は幅広い領域への展開も進む

「Smart Habit」は、語学だけでなく一般ビジネス研修に対してもサービスを提供するなど、さまざまな領域やユーザーへの横展開も進められています。サブスクリプションサービスの事業者向けに用意されているのが「Smart Habit LTV」。習慣化サポーターによる伴走やアンケートなどを通じてユーザーの解約・離脱を防止し、継続期間を最大化する、というサービスです。

ヘルスケア&フィットネス領域への拡大戦略

国あるいは社会全体で健康増進への取り組みが活発化し、「健康経営」や「ウェルビーイング」がトレンドワードとなる中で、企業が社員に生活習慣の改善や健康行動の習慣化を促す動きが一般化しつつあります。そこで問題となるのが、やはり“三日坊主”。

2021年、WizWeはヘルスケア関連の習慣化をサポートする「Smart Habit Healthcare」をリリースしました。食生活、運動、メンタルケア、予防医療など健康を維持するための行動に関してデータ分析に基づいたサポートを実施するサービスで、ヘルスケアと健康行動の習慣化に寄与するものとして期待されています。

ヘルスケア業界において高い評価を受ける

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2022年12月、WizWeは「へルスケア・テクノロジー・サミット2022」のピッチコンテストで「最優秀賞」と「オーディエンス賞」をダブル受賞しました。さらに2023年1月には「ジャパン・ヘルスケアビジネスコンテスト」で「優秀賞」および複数の「サポート団体賞」を受賞しています。

いずれも、医療・ヘルスケア分野の最新テクノロジーが数多く紹介される場。そんなステージで「Smart Habit Healthcare」は高い評価を受け、大きな期待を寄せられているのです。

未来に向けて~技術革新と市場ニーズに応じたサービス開発

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ユーザーに“習慣化”を促すプラットフォーム「Smart Habit」は、語学、ビジネス研修、健康行動など、さまざまなサービスとの組み合わせが前提となります。サービス提供事業者とパートナーシップを結び、ユーザーの習慣化・継続を支援する、というビジネスモデルだといえます。

習慣化プラットフォーム「Smart Habit」の活躍領域は、今後、営業KPIの習慣化、貯金の習慣化など、さまざまな方面へ広がって行く可能性があるといえるでしょう。

WizWeでは最新のAI技術を活用しながら、新たな習慣化プログラムの開発に取り組み続けています。既存サービスの改善・アップデートにも余念がありません。また企業やベンチャー向けファンドから第三者割当増資などによる資金調達を随時おこなっています。「Smart Habit」のさらなる展開・拡大は止まりそうにありません。

その歩みの先で実現したい未来こそ、WizWeの掲げる「習慣化プラットフォームで100億人をありたい姿へ」というビジョンなのです。

【協力企業様のご紹介】
株式会社WizWe(ウィズウィー)
所在地:〒105-0001東京都港区虎ノ門二丁目2番1号 住友不動産虎ノ門タワー5階
代表者:代表取締役CEO 森谷幸平

事業内容:
(1)「Smart Habit」事業
(2)教育、ヘルスケア、その他の習慣化事業
(3)サブスクリプションの離脱防止およびLTV最大化事業
企業URL:https://wizwe.co.jp/

【代表プロフィール】
・森谷幸平氏
株式会社WizWe 代表取締役CEO
早稲田大学卒業後、オハイオ大学大学院で修士号取得(社会学)。イオン株式会社(流通/小売)を経て、語学eラーニングベンチャーにてフィリピン及び中国での海外法人立ち上げと経営に従事。その後(株)WEIC取締役CMOとしてEdTech事業とSales Tech事業の責任者を務めた後、バイアウトを実行。2018年に(株)WizWeを設立し、人とデジタルのサポートで語学学習を習慣化し、90%以上の学習者を完走に導く「Smart Habit(スマートハビット)」を開発。2020年より同事業をデジタルプラットフォーム化し、教育・ヘルスケアなどの習慣化(Smart Habit Enterprise事業)およびサブスクリプションの離脱防止・LTV最大化(Smart Habit LTV事業)のグロースに従事。

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