三井住友銀行が「ダイバーシティ経営推進支援融資」を取扱開始。“ダイバーシティ経営”の関心の高まり受け、顧客の取組みを支援

株式会社三井住友銀行は2025年3月31日、顧客企業のダイバーシティ経営への取組支援を目的として、「ダイバーシティ経営推進支援融資」の取扱いを開始したと発表した。同社は同融資商品を通じ、顧客企業の多様な人材の能力・特性を最大限に活かす支援をすることで、各社の新たな企業価値の創出に貢献していく構えだ。

「ダイバーシティ経営」への関心の高まりを受け、顧客企業の取組みを支援

今回、取扱開始が発表された「ダイバーシティ経営推進支援融資」は、株式会社三井住友銀行、および株式会社日本総合研究所が作成した独自の基準に基づいて、国内顧客のダイバーシティ経営(※)に関する取組みや情報開示について診断し、今後の課題や対策案、取組事例などを還元することで、ダイバーシティ経営の推進に向けたサポートを提供するものだという。

三井住友銀行は同商品の開発目的について、昨今の労働市場における人手不足への対応や競争力強化へ向けたソリューションの一つとして、日本国内でダイバーシティ経営への関心が高まっていることを受け、顧客企業の取組みを支援することとしている。

※ダイバーシティ経営とは

多様な人材を活かし、その能力が最大限発揮できる機会を提供することで、イノベーションを生み出し、価値創造につなげている経営(経済産業省による定義)

第一号としてBONAVENTURA株式会社に支援を実施

同商品の取扱開始の発表に合わせ、同社は第一号の実施先としてBONAVENTURA株式会社に対して融資を実施したことも発表した。今回、三井住友銀行がBONAVENTURAに対し、“優れている”と評価したという取組み・実績は以下のとおり。

(1)ダイバーシティ経営方針として、「公正な評価制度の構築」及び「柔軟な働き方の実現」を重視し、必要な施策の進捗管理と改善を行うことを明文化している。

(2)公正な評価・処遇を実現するため、職務内容やスキル、成果に応じて評価を行う制度を構築。
従業員一人ひとりの成長を支援するため、年2回のキャリア面談を実施し、今後の目標やキャリアの方向性について上司と相談できる場を提供するほか、テレワークやフレックスタイム制の導入、副業・兼業の容認など、従業員の事情に合わせた柔軟な働き方を可能とする制度を整備している。

(3)会社ホームページに「サステナビリティ」のページを設け、多様性を尊重する考えや、働きやすい職場環境の整備、スキルアップ・キャリアアップの支援に向けた取り組みを開示している。


三井住友銀行は「ダイバーシティ経営推進支援融資」を通じて、顧客企業の多様な人材の能力や特性を最大限に活かす支援をすることで、各社の新たな企業価値の創出に貢献していくとしている。