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9/18 (水)13時 ~ 10/30(水)17時
受付中

変わらない組織が動きだす2つの人事戦略

未知のリスクが組織にもたらす"ブラック均衡"のナゾを解き明かす

  • 経営課題・戦略的人事
  • 組織開発
  • HRテクノロジー

本講演では、変えたくても変わらない硬直化した組織の課題と、変えるための解決策を、経済学の学知や信頼の科学を交えて提供します。ゲストは、資本主義とゲーム理論の研究者である安田洋祐さん。シンギュレイト代表の鹿内学さんが、経済学の立場から見た企業組織の課題やその解決策をお伺いしながら対談形式でお送りします。

「新しい技術を導入したいけど、提案しても欠点ばかりを挙げられるだろうなぁ、、、」
「他部署のあの人と組めば、シナジーが生まれそうだけど、話したことないから嫌がられそう、、、」

こんなこと、身の回りで起きていませんか?どちらもイノベーションにつながる可能性があるのに、周りが気になり動けなくなってしまう例です。このように、行動した方がいいのに、組織的には動けない状態があります。周りからどう見られるのかわからない、相手の反応がわからないという「不確実性」です。この不確実性には、2つの種類があることが知られており、それを解決するための鍵も2つあります。

いま、複業やジョブ型雇用をはじめとした様々な雇用形態で、組織と個人の関係が変わりゆくなかで、変えられない・変われない組織があります。変えたくても変わらない組織を変えるには、どうすればいいのでしょうか。もはや、経営の意志や従業員の意思だけでは足りません。

本講演で、組織がふたたび動きだすための新しい視点・知見を、信頼の科学や経済学の学知を交えて提供します。この機会をお見逃しなく。

提供:株式会社シンギュレイト

この講演の「聴きどころ」「注目ポイント」

①経済学の学知をはじめ、学術的知見をもとにした経営に資する組織戦略・人事戦略の打ち手がわかる!
資本主義とゲーム理論の研究者である経済学者の安田洋祐さんをゲストに、経済学の学知を交えながら経営に資する人事の打ち手をお聞きしていきます。聞き手は、理学博士であり心理学・認知神経科学・情報学をバックグラウンドに持つシンギュレイト代表の鹿内学さんです。

②海外HRトレンドである「信頼(TRUST)」がわかる!
パーソル総合研究所発刊の「HITO vol.22(2024年6月)」にて取り上げられた海外のHRトレンドの「信頼(TRUST)」。信頼は、不確実性の高い環境を乗り越え、イノベーションを生み出す力を持っています。数年にわたって、信頼をもとにした組織開発を提供してきたシンギュレイトが、「信頼(TRUST)」とはなにかお伝えします。

③不確かで不安が多い環境でも成長する方法がわかる!
不確かで不安だらけな現在の市場環境。それでも、企業はその不安を乗り越え、成長をし続けることが求められています。本講演で、不確かで不安の多い環境に立ち向かう方法を学術的知見を交えながらお話しします。

解決できる課題

  • 単なる経験論ではなく学術的知見に基づき、動かない・変わらない組織のメカニズムのナゾを解明する
  • 組織を動かすための2つの戦略を、机上の理論だけでなく実践例もまじえて知ることができる
  • 停滞する組織から脱却し、イノベーションが生まれる組織へと変える打ち手がわかる

アンケート回答特典

講演時間に収まりきらなかった約10分の「特別動画 〜不祥事とブラック均衡を回避するには〜」をご視聴いただけます!

講師

経済学者 大阪大学大学院経済学研究科 教授
安田 洋祐氏

1980年東京都生まれ。2002年東京大学卒業。最優秀卒業論文に与えられる大内兵衛賞を受賞し経済学部卒業生総代となる。07年に米国プリンストン大学Ph.D.取得。政策研究大学院大学助教授、大阪大学准教授を経て、22年7月より現職。20年6月に株式会社エコノミクスデザインを共同で創業した他、政府の委員やテレビのコメンテーターとしても活動。主な著書は『日本の未来、本当に大丈夫なんですか会議 経済学×社会学で社会課題を解決する』、『そのビジネス課題、最新の経済学で「すでに解決」しています。』(いずれも共著)など。

株式会社シンギュレイト 代表取締役 / 一般社団法人ピープルアナリティクス&HRテクノロジー協会 上席研究員
鹿内 学氏

奈良先端科学技術大学院大学で博士号を取得。京都大学などの研究機関の教員・研究員として、ヒトの脳(認知神経科学)の基礎研究に第一線で従事。その後、大手人材企業でピープルアナリティクスの事業開発に取り組む中、株式会社シンギュレイトを設立。”信頼”をキーワードに、人と人との新しい関係・関係性を作り、イノベーションを増やすことを目指す。ピープルアナリティクスの技術、学術研究などの知見を活用し、イノベーティブな組織づくりを支援している。