三井住友海上火災保険株式会社では、社員一人ひとりが自律的にキャリアを築くための施策の一環として「越境研修」を導入しています。全社を挙げての取り組みは、日本企業の中でもまだ珍しく、社内外から注目されています。
越境学習から期待される効果としては、多様で革新的なアイデアの創造、チャレンジする風土の醸成、結果としての変革の推進などが挙げられますが、同社ではどのような目的で、具体的にどのようなプログラムを実施しているのでしょうか。ご担当の方をお招きし、詳しく伺うと共に、越境学習の第一人者である法政大学大学院の石山教授との対談により深堀りしていきます。
提供:公益財団法人日本生産性本部
法政大学大学院 政策創造研究科 教授
石山 恒貴氏
一橋大学社会学部卒業、産業能率大学大学院経営情報学研究科経営情報学専攻修士課程修了、法政大学大学院政策創造研究科政策創造専攻博士後期課程修了、博士(政策学)。
一橋大学卒業後、 NEC 、 GE 、米系ライフサイエンス会社を経て、現職。越境学習、キャリア、人的資源管理等が研究領域。人材育成学会理事、 NPO キャリア権推進ネットワーク授業開発委員長。
主な著書:『カゴメの人事改革:戦略人事とサステナブル人事による人的資本経営』(共著、2022年、中央経済グループパブリッシング)、『越境的学習のメカニズム』(2018 年、福村出版)、『パラレルキャリアを始めよう!』(2015年、ダイヤモンド社) ほか多数
三井住友海上火災保険株式会社 人事部 能力開発部長
渡辺 裕子氏
1990年に住友海上火災保険株式会社入社。
入社以来、東京リテール営業部にて内務や営業を担当。その後、企業営業部、内部監査部を経て2023年より人事部にて現職。
三井住友海上火災保険株式会社 人事部 能力開発チーム長
菅原 修氏
2001年に三井海上火災保険株式会社入社。愛知南支店、千葉支店のリテール営業部を経て、本社営業企画部に異動。主に全店の成績管理・営業推進を担当。その後、東京東支店東京東第二支社長としてマネジメント業務に従事。2022年より人事部にて現職。
この講演の「聴きどころ」「注目ポイント」
2021年度から実施している三井住友海上火災保険での「越境チャレンジプログラム」について、詳細、成果、課題と今後の展開についてお話しいただきます。具体的な参加者層、参加者からのアンケート・インタビュー結果も開示いただきます。