ワーク・エンゲージメントは、仕事から「活力」を得て生き生きしている状態であること、そして仕事に誇りとやりがいを感じている「熱意」を持っていること、さらには仕事に熱心に取り組んでいる「没頭」している時間があることの3つの要素によって成り立っており、職務満足感、離転職意思の低下、役割外の自発的な行動などに肯定的な影響を与えることがよく知られています。
あなたの組織では、どのようにメンバーの「活力」×「熱意」x「没頭」を引き出していますか?
本セミナーでは、これからの時代のマネジメント・リーダーに求められることとは何かをまず確認し、そのうえで「哲学的対話」という仕掛けを使ってチームのエンゲージメントを高める実践方法をご紹介します。
あたりまえと思っている前提を掘り起こして、メンバーと共にフラットに考え、未来を切り拓いていくことができる、そんな組織づくりができるリーダー像について一緒に考えていきたいと思います。
提供:フェリックス・パートナーズ株式会社
この20年間で働くことを取り巻く社会環境や制度が大きく変化し、仕事に対する就業感や価値観も大きく変わりました。そして、個の集合体をまとめるリーダーがやるべきことやあるべき姿も刻々と変化しつづけ、多くのリーダーは様々な迷いを抱えながら仕事をしています。わたしたちは、こうしたリーダーたちの迷いを力に変え、自信を持ってリーダーシップを発揮できる経営人財づくりに注力しています。
講師が立教大学大学院ビジネスデザイン研究科(社会人MBA)を始め、企業の研修やコンサルティング分野で20年にわたり経営人財育成の現場に身を置き、リーダーたちの悩みに声を傾け、成長を後押ししてきた考え方について論じていきたいと思います。教育の各段階においては、経営理論の習得に留まることなく、実践の中から何を学び、実行力をどう磨くのか、またリーダー自身が学び続けることを熱く問い続けています。
誰にも正解などわからないVUCA(変動性、不確実性、複雑性、曖昧性)の環境において、リーダー一人で戦略を立案し、意思決定をすることは困難です。チームメンバーと共に考え、共に成長する組織づくりが未来を切り拓きます。わたしたちは10年ほど前から哲学的対話(Philosophy for Business)の手法を取り入れ、組織開発支援も行っています。本講演では、哲学的対話の手法によって対話型組織をつくり、チームのエンゲージメントを高めるリーダーシップについてご紹介していきます。
アンケートにご記入いただいた方には、本講演資料のスライドをダウンロードいただけます。
フェリックス・パートナーズ株式会社 代表取締役
立教大学大学院ビジネスデザイン研究科(MBA) 特任教授を経て現兼任講師 宮下 篤志氏
シンクタンクにおいて企業の戦略立案事業部門に所属。また、中小企業の経営企画、事業改革支援などを担当した後、2005年12月、フェリックス・パートナーズ株式会社設立・独立。大手~中小企業の組織力向上を「ハンズオン」でサポートするコンサルティング支援と同時に、実行可能な戦略を立案し、それを実践できる次世代経営人財の育成に力を入れた活動を続けている。立教大学大学院においては、戦略論、オペレーションマネジメント、ゼネラルマネジメント等の科目を担当。組織能力を含めた経営資源の進化を取り扱うダイナミック・ケイパビリティ論が専門。
著書に、「進化デザイン戦略 組織と個の持続的自律の戦略論」(晃洋書房/2016)
「再起力 ~失敗に学ぶ 社員が団結し、実践する方法~」(プレジデント社/2011)
運輸新聞「高き志で闘う/いま ここ生きる」(2005~2021連載)等
この講演の「聴きどころ」「注目ポイント」
■人事・人財育成担当者または組織のトップリーダーの方で
・社員のエンゲージメントの高め方を模索している
・自律的人財を育てたいと考えている
・今の時代にあった経営人財を育成したい
■人数の大小を問わずチームのリーダーを担っている方で、
・チームメンバーの主体性と変革意識を引き出したい
・課題や問題が伝わりにくい、伝わらないと感じている
・チームの一体感を生み出したい
・自分自身のリーダーとしての成長には何が必要か知りたい
等の課題をお持ちの方にご参加いただきたいセミナーです。