皆さんの組織では、このような問題を抱えていないでしょうか?
「組織・ワークエンゲージメントスコア改善のプロセスがわからず、成功イメージが湧かない」
「従業員のキャリア自律を推進し、組織風土を活性化させたいが何から始めたらよいかわからない」
「上司・部下をはじめ、従業員同士の心理的安全性の高い相互コミュニケーションが促進されない」
本セッションでは、元ニトリ人事責任者・トイトイ合同会社代表の永島 寛之氏をゲストに、エンゲージメントと自律性を高める3つのポイントと題して、組織・ワークエンゲージメントを高める土台となる対話の重要性について解説、
法政大学教授 田中研之輔が提唱し、「4年間で30万人以上・上場企業200社以上に提供」した『現代版プロティアン・キャリア理論』に基づく研修事例もご紹介します。
提供:一般社団法人プロティアン・キャリア協会
<変化の時代に日本企業が抱える主な課題>
組織内キャリア依存の影響が色濃く残っており、下記の課題が顕在化している
1. キャリア自律を推進する人事部門自身が、自社におけるキャリア自律を言語化し浸透させることが難しい
2. 組織から与えられる仕事をこなすことでキャリア形成されるという社会通念があり、キャリア自律的な目標設計・行動変容が起こりづらい
3. キャリア自律度を定量的に測る手段に乏しい
4. 管理職自身がキャリア自律の理解が無く、メンバーのキャリア支援の仕方がわからない
5.上記1.~4.を解消するはずの関係性アプローチ(対話)の機会が少ない
<プロティアン・キャリアドックによる課題解決の概要>
1 1976年アメリカの心理学者、ダグラス・T・ホール氏の「プロティアン・キャリア」理論を元に、法政大学・キャリアデザイン学部教授 田中研之輔が「現代版プロティアン・キャリア」を提唱。変化の時代に適応する本理論に基づき構成された「eラーニング」「セミナー」「研修」「面談」(=プロティアン・キャリアドック)を通じて、 組織内のキャリア自律の共通言語化を実現し、キャリア対話型の組織開発を支援する。
2 研修受講満足度ではなく“行動変容”に拘っている。プログラムを通して「知る→実践する→壁を理解する→壁を突破する技術を身に着ける→習慣化する」プロセスを辿ることができる。個人のキャリア形成を個人任せにせず、研修の中でメンバーとリーダー、メンバー間で定期的な「対話」を実施する設計。個人のビジョンを言語化し、組織のパーパスや中長期的な経営計画の重なりを見出すワークを行い、語り合う場を提供することで、個人と組織が互いのキャリア自律を応援し合う、良好な関係構築を支える。
3 キャリア支援を行う管理職の意識・行動を変えるスタンス開発を実施。管理職同士の対話の場も提供することで、キャリア課題解決が個人と組織の相互の成長に繋がるとの共通の価値観を組織全体へ浸透。
アンケート回答者には当日講演資料をプレゼントいたします
トイトイ合同会社 代表
永島 寛之氏
元ニトリ人事責任者、トイトイ合同会社代表
大学にてマーケティングと産業組織論を学んだのち、東レおよびソニーにて海外事業の新規市場開拓に従事。米国駐在(ソニーUSA)を経て、ニトリホールディングスに入社。似鳥昭雄会長元で組織・人事責任者として、タレントマネジメントの観点から、採用、育成、人事制度改革を指揮。その後、再生エネルギー発電所開発のレノバ(東証プライム)にて、執行役員/CHROとして中長期の事業戦略と連動した組織・人材戦略の立案と人事施策実行を担い、世界のエネルギー変革のリーダー(グリーン人材)の育成に注力。2023年2月にQrious合同会社(現:トイトイ合同会社)を創立。『問いの量、対話の質が「学習する組織」のバロメーター』と考えており、世の中の組織を「問い」と「対話」に溢れるチームに変えていくことをミッションに、複数の企業の経営者の元で「個人の成長」を起点とした未来組織開発を支援している。
一般社団法人プロティアン・キャリア協会/4designs株式会社 CGO(最高事業成長責任者)
栗原 和也氏
2011年外資系総合ITサービス企業にシステムエンジニアとして新卒入社。総合商社向けの基幹システム開発、業務変革(BPR)プロジェクト等に参画。2017年に人事部へ異動。新卒採用担当として、年間50~300名のエンジニア採用をリード。延べ5,000名を超える学生との対話を実施し、企業・学生双方が納得できる採用の形を探求。2021年7月よりプロティアン認定ファシリテーター。企業の垣根を超え、キャリアについて気軽に越境対話できる『越境キャリアカフェバー』を運営。2022年10月に独立し現職。主に法人向けのキャリア開発・組織開発支援に従事し、研修・セミナー講師としても登壇する。組織と個人がシナジーを生み、誰もが自分らしいキャリアを築ける世の中を目指す。
この講演の「聴きどころ」「注目ポイント」
『問いの量、対話の質が「学習する組織」のバロメーター』と考え、世の中の組織を「問い」と「対話」に溢れるチームに変えていくことをミッションにしている、元ニトリ人事責任者・トイトイ合同会社代表の永島 寛之氏をゲストに、エンゲージメントと自律性を高める3つのポイントと題して、組織・ワークエンゲージメントを高める土台となる対話の重要性について解説します。
●エンゲージメントとキャリア自律高める「対話」3つのポイント:
・「対話」の目的とその重要性とは?
・「対話」の質の高めかたは?
・「対話」で陥りがちな落とし穴とは?
<こんな方にお勧め>
・組織と個人の関係性(エンゲージメント)の向上に貢献したい方
・管理職の「対話」「傾聴力」「問いの力」の向上に貢献したい方
・自身の社会関係資本をメンテナンスし、良質な人間関係を形成したい方